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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 秋篠宮との“断絶”招いた「ある行動」

小室圭さん「ある行動」は眞子さまの“心の拠り所”となり――秋篠宮との“断絶”を招いた

「上島竜兵さんの自死めぐる“なぜ”を週刊誌が追っても

 新潮で、右派の論客・櫻井よしこが、岸田文雄首相にロシアや中国、核問題から改憲まで聞いている。

 彼女の新潮の連載が1000回を迎えた記念として、対談が組まれたという。

 慎重居士の岸田が、櫻井の挑発に乗って問題発言でもと思って読んでみたが、見事に、内容のない対談である。

 岸田首相の考えを現している発言を紹介するにとどめたい。櫻井の、日本も軍備増強をするべきではないかという問いに、

「日本を侵略しようとする国は、我が国がどんな姿勢を示しても絶対理解しようとしないでしょう。一方で、日本は共に侵略に対抗してくれる国とも平素から信頼関係を作っておかなければなりません。我が国の基本的な安全保障の姿勢が評価されているなら維持しておく。国際社会と連携し、トータルで日本を守るという考え方を作っていきたい」

 可もなし不可もなし。優等生的な発言ではあるが、少なくとも、櫻井のようなウルトラ右派では、今のところないようだ。

 櫻井の何やら不満げな顔が印象的である。

 上島竜兵が亡くなった。享年61。自死だったという。

 彼が暮らしていたマンションは、私の家からそう遠くない。彼がときどき一人で行っていたというマックにも、何回か行ったことがある。

 酒が好きで、近所の居酒屋で飲んでいたというが、どこだったのだろう。

 彼は仲間やまだ売れない頃の有吉弘行や土田晃之らを誘って「竜兵会」というのをしょっちゅうやっていたという。新中野の焼肉屋「O」は昔私も行ったことがあった。

 中野はお笑い芸人たちが多い町である。飲んでいると、どこかで見かけたような顔を見つけることが多い。売れると、どこかへ引っ越してしまうのだが。

 5月11日未明、妻でタレントの広川ひかるが意識のない上島を発見して、首からひもを外して救急車を呼んだが、搬送先の病院で死亡が確認されたという。

 先日自死した渡辺裕之とは違って、仕事が減っていたわけではないそうだ。最近は俳優としても活躍していて、学生時代に俳優志望だった夢を叶えるところまで来ていたのに。

 病死と違って自死は、なぜという疑問がいつまでもついて回る。渡辺は66歳。上島はまだ61歳である。

 サラリーマンだと、定年になる年頃だから、組織を離れて、仕事もなく、飲み交わす友人もいないため、寂しさと不安を抱え、ふと死んでしまうということも考えられなくはないが、俳優や芸人にとっては働き盛りであろう。

 文春、新潮をはじめ多くの週刊誌が上島の死の謎を追いかけているが、真相は闇の中である。

 上島は、コロナで亡くなった志村けんを敬愛し、毎晩のように志村と酒を付き合っていたという。それがもとでかどうかは分からないが、糖尿病になってしまったそうだ。

 それほど慕っていた志村に先立たれ、上島は、

「今も人知れず、ベランダで酒を飲みながら、ホロッとすることありますよ」

 と語っていた。

 コロナ禍で、外で飲めなくなり、竜兵会も封印。タバコが好きだったが、行きつけの喫茶店は禁煙不可に。

 ふと、そんなときに、死を選んだのだろうか。合掌。

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