嵐・二宮和也のCM出演が止まらない!サイダーから缶コーヒー移籍の裏事情も
#二宮和也 #加藤マサキヨ
スマホゲーム「パズドラ」の新CMが公開中。長らくメインキャラクターをつとめる二宮和也が「パズドラ党」の党首として熱弁をふるっている。
「国会のセットといえば、洗剤メーカーのCMで同じくジャニーズの生田斗真が国会議員を演じていたりして真新しいものではありません。しかもセット等の美術に予算がかかるので、制作プロダクションは敬遠しがち。それでも実現に踏み切っているので、今回パズドラ側の本気度が伺えます」(CMディレクター)
「パズドラ」とスマホゲームの覇権を争うタイトルといえば「モンスト」があげられるが、そちらにも同じくジャニーズアイドルの中島健人が出演中だ。
「ゲーム自体は、パズドラは累計ダウンロード数が5,900万、モンストが5,600万と両者ともメジャータイトルであることは間違いありません。そんな中モンストでは、前年まで起用していた満島真之介から中島健人にメインキャラクターを変更し、大きく舵を切った。いわば宣伝の方向を変える必要を感じていたわけです。一方で、二宮和也は嵐時代を含めて今年で9年目。いまだに二宮を起用しているのは、彼の知名度がちゃんとお茶の間に届き続けていることの証左。商品自体も引き続き安定していると言えそうです」(広告代理店関係者)
嵐はその活動休止をしているが、CM業界では引き続き抜群の信頼感を得ている。たしかに10本以上のレギュラーCMを抱える人気者だ。
例えば、川口春奈と共演中のJCBカードシリーズ。「スクープJCB」として、JCB通信社につとめるふたりが、JCBカードに関する“スクープ”に迫っていくという企画だ。
「ジャニーズCMあるあるなのですが、本CMでは二宮が懇意にしているCM監督が演出をつとめています。事務所からすれば、以前仕事をした監督のほうが、タレントの扱いや肌修正といった細かな要求にまで答えてくれる、ということなんです。なのでCM決定の際に、指名したりするケースもあるとか。それを叶えてでも二宮に出演してほしいというところなんですね」(前出・CMディレクター)
またアサヒ飲料「WANDA」のCMでは、事務所の後輩・中丸雄一と共演中。これまではお笑い芸人が多く出演してきた本作だが、この二宮の出演には裏事情があったようで……。
「これまで二宮を始めとした嵐のメンバーは、同じくアサヒ飲料の三ツ矢サイダーのCMに出演してきました。ところが活動休止に至り現在では、櫻井翔と相葉雅紀のふたりのみが出演中となっています。どうやらアサヒ飲料側から、二宮との関係性も継続したいという意向があったようで、博報堂が間に入って二宮はWANDAへ“移籍”したようです」(前出・広告代理店関係者)
いかに、クライアントや制作側にとって二宮が絶対的な安心感があるかがわかるエピソードだろう。
ただし、一方ではこんな話も。2021年10月から放映中の「.ST(ドットエスティ)」ではオリジナルソングの歌唱をしており、他のCMとは一線を画している。
「本CMでは、メイキングを公開したり、インタビュー動画をYouTubeにアップしたりと、ネット規制を解禁しつつあるジャニーズCMの中でも、とりわけ先鋭的な企画が目立ちます。ただし、YouTube動画の再生回数がわずか1万再生程度だったりするので、成功かと問われれば疑問符が付くんですけどね」(前出・広告代理店関係者)
たしかにせっかくの“解禁”の割にはさほど、話題にも上っていない気もするが……。今後数十年続く企画になることを願いたいところだ。
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