キンプリ＆岩橋玄樹の“匂わせ合戦”に賛否、4周年に「ずっと6人」

　ジャニーズの5人組グループ・King＆Princeがシングル「シンデレラガール」でデビューしてから4周年となった5月23日、Twitterの「日本のトレンド」の上位には、「#キンプリデビュー4周年おめでとう」「#シンデレラガールデー」などの関連ワードが複数ランクインした。

　この日、SNS上ではファンからメンバーへの祝福メッセージが殺到。その中には、「いわちにとっても大切な日。ずっと6人、同じ気持ちだよね」「いわち（岩橋の愛称）は今は違うところで活動しているけど、私は今でも6人＋ティアラ（ファンの読み名）で1つだと思っています」「いわちもおめでとう」「いわちがいなかったらきっとキンプリにハマってない。出会わせてくれてありがとう」など、昨年3月末でグループを脱退し、ジャニーズ事務所を退所した岩橋玄樹と絡めた投稿も多い。

　そんな岩橋も同日、インスタグラムのストーリーズに「Happy birthday day」（原文ママ）とつづり、グループにちなんだ王冠マークを添えて祝福。同時に観客のいないコンサート会場と思しき写真もアップされ、ファンからはKing＆Princeの1stツアー『King ＆ Prince First Concert Tour 2018』の最初の会場である神奈川・横浜アリーナの風景ではないかと臆測する声も散見される。

　岩橋はジャニーズ事務所退所後、今回のようにたびたびKing＆Princeの記念日を祝福してきた。逆にKing＆Princeも、今月14日に行ったインスタライブ中に、「パジャマ」や「パーティー」といったワードを連発。岩橋が25日にリリースを控える2ndシングル「PAJAMA PARTY」に絡めた“匂わせ発言”であるとして、多くのファンを歓喜させた。

　とはいえ、中にはKing＆Princeと岩橋の“匂わせ合戦”にうんざりしている人もいるようで、「また匂わせ？　いつまで“6人でキンプリ”をアピールするわけ？」「いわちはキンプリ辞めたんだよ？　なんでもすぐにいわちと絡めるのやめてほしいし、今の5人を応援したい」と疑問の声が上がるなど、賛否両論のようだ。

　なお、最近の岩橋は「ルイ・ヴィトン」「グッチ」などハイブランドのPRイベントへの出演が続いているほか、8日には東京ドームで行われた巨人対ヤクルト戦で始球式を務めるなど、華やかな活動も目立つ。加えて、夏にはソロデビュー後初となるファンクラブツアーも控えており、全国10カ所の大規模ツアーとあって、ファンのボルテージも上昇しているようだ。

　一方で、シングル発売前であっても、テレビでのプロモーション活動は行えておらず、岩橋に対して、いわゆる“ジャニーズ忖度”が働いている可能性が高い。

　また、岩橋が音楽制作のたびに渡米し、日本と行き来していることから、同じくアメリカで音楽活動している元KAT-TUN・赤西仁を引き合いに出すメディアの記事も複数見られる。しかし、ネット上では「岩橋くんって、アメリカでレコーディングとかしてるけど、そこまでの歌唱力かな……」「元King＆Princeだから注目されてるだけ」と残念ながら厳しい評価もあり、今度の全国ツアーで実力を見せつけたいところ。加えて、これからは“元King＆Prince”の看板に頼らないブランディングも重要視されそうだ。

鈴木紬（エンタメ系ライター）

元アイドル誌編集者。宮迫博之の焼肉屋「牛宮城」を誰かにおごってもらう日を夢見る芸能系ライター。芸能人のYouTubeやSNSのパトロールが日課。

すずきつむぎ