『乃木坂工事中』和田まあや、「田園」を「たえん」と読む“奇跡”起こす
#バナナマン #乃木坂工事中
5月15日深夜放送の『乃木坂工事中』(テレビ東京系)では「乃木坂46 ヒムランド 前編」をオンエア。5月14日で50歳の誕生日を迎えたバナナマン・日村勇紀のバースデー企画だ。各チームが日村のためにおもてなしを用意し、最終的に日村が一番いいと思ったチームにはご褒美が用意されるようだ。
秋元真夏、人生初の作詞曲を日村勇紀にプレゼント
秋元真夏、齋藤飛鳥、樋口日奈、和田まあやの「1期生チーム」は自作のバースデーソングをプレゼント。バースデーソングを送ることになった経緯について、齋藤はバナナマンの冠ラジオ番組で星野源が日村にオリジナルソングをプレゼントしているのを聞いて、作りたいと思ったようだ。『バナナマンのバナナムーンGOLD』(TBSラジオ)では毎年のように星野からオリジナルのバースデーソングが送られることが恒例になっており、今年もいつものように日村に歌が送られていた。齋藤も忙しいはずだが、しっかりバナナマンのラジオをチェックしているところが健気だ。
しかも今回、作詞作曲は「秋元」先生にお願いしたのだそう。超VIPが携わっていると聞いてバナナマンも驚いていたが、改めて設楽統が「秋元康先生!?」と聞き返すと、齋藤は「秋元先生です!」とキッパリ。1期生チームは「1カ月前から動いていて……」「結構いい曲」とあくまでも秋元康先生が手掛けた楽曲であることを譲らない。もう一度日村が聞き返すと、秋元が自分を指差して「秋元先生です」と笑顔で返答。最初から予想できていたけれど、そこまでの流れが完璧だった。
というわけで、今回は秋元が人生で初めて作詞作曲に挑戦したようだ。日村も「秋元康先生より嬉しいよ!」と話していたけれど、アイドル本人が手掛けた楽曲のほうがむしろレアだし、心がこもっていて本人としては嬉しいはずだ。秋元は齋藤から星野がラジオでバースデーソングを披露しているのを聞いて、雰囲気をイメージした上で楽曲制作に挑戦した。
そんな秋元が手掛けた楽曲のタイトルは「日村にKANSHA♥」。キーボードが秋元、マラカスが齋藤と樋口、トライアングルが和田という構成だ。齋藤は乃木團でもドラムを担当しているので、てっきりドラムをやるのかと思いきやまさかのマラカス。せっかくなら齋藤のドラムテクニックを番組で見てみたかった。
楽曲のよし悪しはさておき、「指の関節が黒い」「顔中ホクロだらけ」と日村イジりをしっかり歌詞に入れ込んでくるののは1期生とバナナマンの関係性だからできたことのように思う。普通にお祝いしてあげることもできたけれど、それではバラエティとしては面白くない。1日で仕上げた楽曲のクオリティではあったけれど、秋元も初めての楽曲に手応えを感じていたようで満面の笑みだった。
和田まあやが「田園」を「たえん」と読み間違える
さらに1期生チームからはもうひとつのプレゼントが送られた。題して「気持ちいい合いの手」。日村の歌に合わせて、1期生チームが気持ちよく合いの手を入れていくらしい。これには日村も「相当テンション上がってます、今!」と興奮気味。
ここで、予想していなかった奇跡が起こる。曲フリを任された和田が玉置浩二の「田園」を「たえん」を読み間違えたのだ。間違えている自覚もなく、堂々と曲フリをしているものだから余計に面白い。テロップには「和田に奇跡が起きています。しばらくお付き合い下さい」の文字が。和田が「たえん」と発音していることに1期生の他のメンバーはリハーサル時点で気づいたにも関わらず、本番まで黙っていたという。つまりは秋元、齋藤、樋口によって仕組まれていたのだ。とはいえ、日村の誕生日イベントにも関わらず、スタジオを和田ワールドで染め上げてしまうのはさすがの一言。
肝心の、日村による「田園」の歌唱はアツかった。YouTubeで投稿されている動画では歌唱部分は権利の都合でカットされてしまったが、玉置になりきって全身全霊で歌う日村は清々しかったし、合いの手も想像以上の盛り上がり。日村への合いの手なのに、設楽の名前が何度も登場するのには思わず笑ってしまった。気持ちよく歌えて、その上アイドルからコールをもらえるなんて、これ以上ない誕生日プレゼントだったのではないだろうか。
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