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「たぶん、この子の人生初めての拒否ですね」

『旅サラダ』中丸雄一、ほのぼの牧場ロケでメス羊たちに“拒否”されまくる

『旅サラダ』中丸雄一、ほのぼの牧場ロケでメス羊たちに拒否されまくるの画像1
『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)公式YouTube「【発掘!ニッポン なかまる印】のその合間に・・・#5」より

 先月より『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)のリポーターに就任したKAT-TUNの中丸雄一。5月14日放送回で彼が訪れたのは、どこか? スタジオにいる向井亜紀が「今日はどこにいるんでしょうか?」と振ると、自然の中に佇む赤いつなぎを着た中丸がいた。

 なんだか、様子がおかしい。眉間にシワが寄り、中丸の顔が完全にひきつっているのだ。次第にカメラが引くと、そこで理由がわかった。彼の周りにはたくさんの羊がいた。今回、中丸が訪れたのは北海道の「石狩ひつじ牧場」である。

 牧場の羊のニオイはどうだったか? キツいから嫌そうな顔をしてたのだろうか。『相席食堂』(朝日放送)で北海道・猿払村に行き、犬に駆け寄られた長州力が思いっきり「臭うなあ」と吐き捨てた伝説のロケを思い出した。

※前週は、スタジオから孫扱いされていた中丸

羊を相手に“女性慣れ”していない経験値を露呈する中丸

 とはいえ、中丸と羊は親和性が高い。どちらも癒し系だ。緑色の山と、もふもふの白い羊と、赤いつなぎの中丸。映えている。

 今回、中丸はチャレンジをした。牧場の囲いの中を見ると、2日前に生まれたばかりのメス羊とそのお母さん羊がいた。なんと中丸は、子羊に哺乳瓶でミルクをあげるみたいなのだ。

 まずは、「ひつじ牧場」代表の山本知史さんがお手本を見せてくれた。羊を後ろから抱っこし、親指を入れて口を開け、隙間から哺乳瓶を咥えさせてあげる……という流れである。

 さあ、ついに中丸の番。勤勉な彼だけに、期待は十分。山本さんのやり方を見て、彼は同じことをしようとした……が、抱っこするときに脚を抱えずおざなりにしたおかげで、チョークスリーパー気味の体勢になってしまったのはさすがにヒヤっとした。子羊は哺乳瓶から顔をそらし、中丸からのミルク飲みを拒否する。

「たぶん、この子の人生初めての拒否ですね」(中丸)

 子羊の“拒否バージン”を奪ってどうする。しかも、後ろからは子羊を連れていかれた母羊が「メェ~、メェ~、メェ~」と猛抗議だ。鳴くごとに「メェ~」の声量が大きくなる、母羊からの悲痛な訴え。「私の子ども、返しなさいよ!」的な「メェ~」の威嚇に、中丸は思わずうろたえた。「返します、返します、すいません!」と圧に負け、速攻でその場を離れる中丸。

 次はどこへ向かうかというと、大勢の羊がいる厩舎だ。当然、ここでも「メェ~」はそこかしこから聴こえた。

「右から左から、サラウンドで『メェ~』が聴こえますね」(中丸)

 なに、その音響マニアみたいなリポートは? この厩舎で、中丸は乳搾りに挑戦するらしい。いわゆる、搾乳体験である。先ほどと同様、まずは山本さんがお手本を見せてくれた。

 とにかく、羊たちが賢いのだ。綺麗に整列し、山本さんの搾乳をおとなしく受けている。さあ、次は中丸の番。しかし、いくら搾ってもミルクは1滴も出ない。それどころか、中丸に乳を握られたら“ダン!”と足を踏み鳴らし、拒否の意を表すメス羊。賢い羊のはずなのに、なぜ……。

「なんで、中丸君が触ったら怒るんだろうね?」(勝俣)

 レギュラーの勝俣州和から野暮な指摘をされてしまう中丸。実際、中丸の授乳と乳搾りはぎこちなかった。さっきの子羊といい、このメス羊といい、女性慣れ(メス慣れ)していない経験値を朝から露呈する中丸。

 ただ、リポーターとしての腕は上がっている。例えば、スタジオから振られると、羊2匹のワンショットに続き自分1人だけアップで映してもらい、「羊が1匹、羊が2匹、中丸が1人」と3段オチからリポートに入ったのは見事。ロケ芸人ばりの凝ったテクニックを見せたのは、明らかに進歩だ。就寝前に思い出したくない、眠気を邪魔しかねない羊ボケである。

 さらに、CMまたぎのときに「ひつじ丸がチーズを紹介」なるテロップをサラっと出す、スタッフのやりすぎな演出にも笑った。つくづく、「中丸」とは汎用性の高い苗字である。

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