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アイドルDX化計画(仮)

データマーケのプロがアイドルをDX!戦略徹底指南から9カ月、「SNS続かない」問題

衝撃の9カ月でインスタ投稿数たったの5!?

[入稿済]データマーケのプロがアイドルをDX!戦略徹底指南から9カ月、「SNS続かない」問題の画像2
写真|石田寛

――まだまだスナック運営でもできることがありそうですが、SNSはどうですか。

ささき:9カ月前のインスタが900フォロワーぐらいで、そこから100人ぐらい増えていますね。その間の投稿は前回の取材が7月だったので……5投稿ですね。

たにー:5投稿!?

北野:えへへ。

――逆に100フォロワー増えているのがすごい。

ささき:ツイッターは4141フォロワーから4519フォロワーと約10%増えています。

北野:ツイッターは告知しないと怒られるし、それなりにツイートもしていますよ。こんなこと言ったらまた怒られそうだけど、やっぱりめぐは基本的にSNSがストレスなんですよね。少し前まで音楽はCDで聴くもんだと思っていたし、もしアイドルしてなかったらSNSなんて本来はやりたくないんです! アナログなめぐはリアルを生きたいんです!!

――まあ、だからこそのスナックですもんね。

北野:もちろん、SNSうまく活用できたらいいなと思うんですけど、写真を撮って編集して、文章も考えてって手間が多すぎる! そのわりにフォロワーや「いいね!」が伸びないと何のための努力なんだと。だからモチベも下がって、インスタも9カ月間5投稿で終わっちゃったんですよ(泣)。

ささき:とはいえ自撮り投稿はだいたい30「いいね!」とかいっていますよね?

北野:フォロワー4500人に対して36「いいね!」ですよ? 「みんな大丈夫?無事?4464人どこ行った?」と考えちゃうんですよね。

ささき:でも、フォロワーの1%くらいなら悪くないんじゃない?

――(サイゾーのアカウントなんて、19万人フォロワーいても基本は「いいね!」が1とか2なだよな……)。SNSのリアクションの数と記事のPV数って、必ずしも比例しないですよね。

ささき:ただ「いいね!」は重要っちゃ重要なんですよ。ツイッターは「おすすめツイート」が自動で表示される仕様で、そこに載る投稿はおそらく「いいね!」数などが指標になっているので。1日前の投稿とかでも「いいね!」が多いと、より多くの人に見られやすくなるから、KPIとしてインプレッションとエンゲージメントは大切にしたいですね。

北野:なんか難しい言葉が多いんですけど……。フォロワーのフォロワーにも知ってもらえる可能性もあるし、やっぱり「いいね!」はたくさんほしい!

ささき:インプレッションとは、ツイッターでどれくらいタイムラインに表示されたかという数字です。スクロールで流されただけでも加算されとは、大雑把な指標ですが。

北野:エンゲージメントとKPIは?

ささき:エンゲージメントはリツイート、「いいね!」、画像のクリック回数やプロフィールアクセス数といったリアクションの数。KPIは最終的な目標のために追うべき指標ですね。戦略的に1つひとつの投稿を分析すれば、こういう投稿はあまりエンゲージメントないけど、プロフィールに飛びやすいみたいに、フォロワーが増加の理由も見えやすくなります。

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