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『水ダウ』の次なる和解候補!? コンビ仲最悪の“傍証”揃ったTake2の現在

『水ダウ』の次なる和解候補!?  コンビ仲最悪の傍証飛び出たTake2の現在の画像1
Take2(所属事務所公式サイトより)

 昨年、お笑い界で大きな話題となったのが「おぼん・こぼん」の電撃和解。コンビ仲の悪さを『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で何度もイジられてきた2人だが、昨年に放送回企画でなんとか仲直りに成功した回は笑いと感動を生み、「2021年10月度ギャラクシー賞月間賞」を受賞した。

※元漫才師が見るおぼん・こぼん仲直り回

 そんな“奇跡”の一方で、現在進行系で仲が悪いのが、東貴博と深沢邦之からなる「Take2」だ。もう長らく2人揃ってテレビに出る姿を見かけないTake2だが、東の妻・安めぐみが、『内村さまぁ~ず SECOND』(Amazon Prime Video)で、改めて2人の仲に言及した。

「当日の放送は、安めぐみ、近藤千尋、ハルカラの和泉杏と、夫が芸人のタレントが揃い、芸人の妻ならではの悩みを告白したり、大喜利に挑戦したりする回。内村やさまぁ~ずに悩みを相談するコーナーでは、『夫が仕事終わりで飲み会に誘われない』『夫のエピソードを話す時は盛ってもいいか?』といった悩みが登場しましたが、そこで安が『深沢(邦之)さんがテレビに出てきた時、どうすればいいかわからない』と告白したんです。

 安が言うには、自宅で夫とテレビを見ていて深沢が出てくると、東は何か言うわけではなく、まったく無表情のまま、ただ画面を見つめているとのこと。周囲の『解散はしてないんだよね?』という質問に、安は『はい。けど、とっても仲が悪くて、私も触れられない』と答え、これには出演者全員苦笑いでした」(テレビ情報誌記者)

 かくしてコンビ仲の悪さが事実であることが、妻の証言により明らかになったTake2。お笑い業界に詳しいライターによれば、不仲の原因はコンビ結成にまで遡るという。

「Take2の2人はもともと欽ちゃん劇団におり、深沢は東の3つ先輩。コンビを組む気はまったくなかったものの、放送作家の先生からコンビを組むように言われ、“ダメならすぐに辞めればいいや”といったぐらいの気持ちで始めただけだと、かつて東は語っています。しかし幸か不幸か、『ボキャブラ天国』(フジテレビ系)であっという間に人気が出てしまったため、そのままコンビは継続。なぜここまで仲が悪くなったのかという点については東も深沢も語っていませんが、もともと“組まされたコンビ”というのは大きいでしょう」(お笑いライター)

※コンビ不仲説といえばこちらも?

 それでも東と深沢がピンで成功しているのは、2人の腕が確かな証拠。それならいっそのこと解散してしまったほうがスッキリしそうだが、なぜ解散という道は選ばないのか? 芸能関係者はこう推測する。

「一言でいえば、解散するメリットがないからでしょうね。解散すれば当然話題になり、瞬間的には仕事も増えるでしょうが、そのことばかり聞かれれば“長年連れ添った相方と別れた人”というネガティブなイメージがつきかねないし、仕事にも偏りが出ます。解散バブルでもてはやされると、反動でガクッと仕事が減るおそれもある。ウッチャンナンチャンしかりホンジャマカしかり、解散はしていないものの、コンビではまったく活動していない人たちは、みんな同じような理由じゃないでしょうか。

 またTake2は、三宅裕司が座長を務める『熱海五郎一座』で年1回、共演シーンこそないものの一緒に仕事をしており、記者会見で不仲をネタにするのが定番となっています。コンビ仲はいいに越したことはありませんが、ネタになるならそれもまた武器。2人ともピンで仕事はありますから、現状維持が一番ということなのでは」(芸能関係者)

『水ダウ』がTake2をイジれば面白いことになりそうだが、“第2のおぼん・こぼん”になれるか!?

木村之男(芸能記者、TVウォッチャー)

1972年生まれ、東京都出身。大学時代にライターとして活動し始め、出版社~編集プロダクションを経てフリーに。芸能・カルチャー・テレビ・広告業界などに精通する。趣味はテレビに映った場所を探し出して、そこに行くこと。

きむら

最終更新:2022/05/21 13:00
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