トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  > GACKTは「デヴィ夫人と同じポジション」?

GACKT活動再開も“疑惑”の数々晴れず…「デヴィ夫人と同じポジション」で安泰?

GACKT活動再開も疑惑の数々晴れず…「デヴィ夫人と同じポジション」で安泰?の画像1
GACKT

 持病の神経系疾患が悪化し、発声障害が併発したことを理由に、昨年9月から芸能活動を休止していたGACKT。日本のエージェント事務所・グラブエンターテイメントは5月16日、「病状の回復状況に合わせて年内に芸能活動を徐々に再開させて参ります」と発表した。

 しかし、さまざまな“疑惑”を抱えるGACKTの復帰について、懐疑的な見方もあるようだ。

 GACKTにまつわる疑惑のひとつが、”GACKTコイン”こと仮想通貨「スピンドル」の広告塔となっていたことだ。GACKTは商談会にも出席し、多くの出資者を集めたというが、その後スピンドルは大暴落。しかし、GACKTは暴落前にスピンドルを売り抜け、大きな利益を得ていたという。その後、GACKTは損害を被った出資者に土下座で謝罪をして回ったとも報じられている。

 もうひとつの疑惑が不倫だ。昨年11月、GACKTと既婚者の女性と不倫関係にあったと『週刊文春』(文藝春秋)に報じられた。

 また、芸能界の闇を暴露している“ガーシー”こと東谷義和氏もYouTubeでGACKTに言及。東谷氏は、西川貴教から<絶対に(GACKTとは)付き合いするな>と止められていたとのことで、直接的な関わりはなかったようだが、<僕の知り合いも騙された>などとして、芸能界でも特に腹黒い存在ではないかと話していた。

「スピンドルに関する疑惑や不倫報道で、GACKTさんはコンプラ的に危うい存在となっているのは事実。ガーシー本人はGACKTさんのネタは持っていないようですが、ガーシーの元にリーク情報があれば、サラッと暴露される可能性は高い。いずれにしろ、コンプラ的にグレーであることは揺るぎなく、今後の活動についても猛烈な逆風が吹いていることは間違いないですね」(芸能事務所関係者)

 その一方で、GACKTが出演する予定の映画『翔んで埼玉2(仮題)』が、撮影開始に向けて準備中だとも報じられている。

「『翔んで埼玉』シリーズに、二階堂ふみさんだけでなくGACKTさんも必要だというのはわかりますが、疑惑が山積している状態で、果たして起用しても大丈夫なのかという問題はありますよ。でも、現場としてはそんなに深く考えていないという空気ですけどね」(映画関係者)

 バラエティー番組などに出演する機会も多いGACKT。ある制作会社スタッフは「GACKTは、もはやデヴィ夫人や叶姉妹と同じようなポジション」と話す。

「GACKTさんはミュージシャンというよりも、セレブキャラのタレントという立ち位置ですね。以前から、本当に金持ちなのか、どうやって稼いでいるのかという点には多くの関係者が疑問を抱いているんですが、結局のところ“そういうキャラだからなんでもいい”ということになっています。おそらく怪しげな商売をしているのだろうとか、セレブというのは嘘かもしれないという話はよく浮上します。でも、いずれも噂話にすぎず、結局は制作サイドが求める“セレブキャラ”をちゃんと全うしてくれるので、むしろ扱いやすいタレントという印象でもあります」(前出・制作会社スタッフ)

 ネットでは、疑惑だらけのGACKTに対する批判的な声も多いが、それこそがGACKTの価値になっているとも言われている。

「GACKTさんが番組に出れば、よくも悪くも話題になる。バズってなんぼのテレビ界ですから、GACKTさんはありがたい存在なんです。コンプラ的にはグレーであっても、なかなか決定的な証拠が出ることもなく、これまでうまく切り抜けてきた“実績”もあるし、“これからも多分大丈夫だろう”という見方です」(同)

 体調不良から回復し、活動を再開するGACKT。その疑惑は深まっていくのか、それとも、何もなかったかのように人前に出てくるのか──。

 

 

手山足実(ジャーナリスト)

出版業界歴20年超のベテランジャーナリスト。新聞、週刊誌、カルチャー誌、ギャンブル誌、ファンクラブ会報、企業パンフレット、オウンドメディア、広告など、あらゆる媒体に執筆。趣味はペットの動画を見ること、有名人の出没スポットパトロール。

てやまあしみ

最終更新:2022/05/21 06:00
ページ上部へ戻る

配給映画