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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 紺野あさ美「ワンオペ」YouTubeの勝算

紺野あさ美「ワンオペ3児子育て」YouTubeスタートも… あの“大先輩”たちのそり立つ壁

YouTube「こんこんちゃんねる」【初投稿】紺野あさ美YouTube始めます!【3児ママ】より

 元モーニング娘。で元テレビ東京アナウンサーの紺野あさ美が、5月12日にYouTubeチャンネル「こんこんちゃんねる」を開設。紹介欄に「ワンオペ3児ママとして」と記したとおり、3人の子どもを抱える紺野が、子育て情報を中心に発信していく予定だという。

 紺野は14才だった2001年にモーニング娘。のオーディションに合格し、5期メンバーとしてグループに加入。グループ卒業後は慶應大学に進み、2011年にテレビ東京にアナウンサーとして入社。局アナとして活躍した後、ヤクルトスワローズの杉浦稔大投手と結婚して退社し、2017年に第一子、2019年に第二子、2021年に第三子を授かっている。

「紺野は、モー娘。時代はどちらかというと地味な印象でしたが、卒業後はなかなか精力的。大学に通うために一度は芸能界を引退しましたが、ほどなく芸能活動を再開した後にテレ東に入社し、大きな話題となりました。近年でこそ元乃木坂46の市來玲奈(日本テレビ)、斎藤ちはる(テレビ朝日)、元SKE48の柴田阿弥(フリー)など、アイドル出身の局アナは“定番”ですが、そのルートを確立したのが紺野だったと言っていいでしょう。

 局アナ時代もあまり目立つ存在ではありませんでしたが、プライベートでは複数の野球選手との交際を報じられ、結果的にゴールインしたのも杉浦投手。結婚後にはじめたブログは、『もりもりごはんと子育て日記』というタイトル通り、子育ての話がメインで、昨年には髪の毛や糸が子どもの指に絡まる『ヘアターニケット』というトラブルを報告して話題になりました」(芸能記者)

 結婚した当時、夫の杉浦はヤクルトに在籍していたが、翌年から日本ハムに移籍。紺野も夫も北海道出身だけに、移籍は万々歳だったに違いないが、現実は厳しかった。

「杉浦はドラフト1位でヤクルトに入団しましたが、結果を出せずに日本ハムに移籍。故郷で心機一転するチャンスでしたが、日本ハムでも1軍と2軍を行ったりきたりの日々でした。日本ハムがつらいのは、2軍の拠点が千葉だということ。北海道に居を構えても、夫が2軍落ちすれば離れ離れになるので、賃貸住宅を選ぶ選手も少なくありません。ただ、杉浦は昨年ついにブレイクし、結婚当時には1000万円台だった年俸も一気に7000万円(推定)にアップ。今季も開幕からずっと1軍におり、単身赴任の危機は逃れています」(週刊誌スポーツ記者)

 一方、YouTube開設に踏み切った妻の紺野だが、こちらも厳しい戦いが待ち受けていそうだ。ネット事情に通じるネットニュース編集者はいう。

「紺野は子どもが3人おり、元アナウンサーだけあって語彙も豊富で、しゃべりも丁寧。YouTubeチャンネル開設直後の15日には『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)に出演し、子育てに奮闘する姿をバッチリとアピールしました。ただ、YouTubeの子育てジャンルはもう飽和状態です。しかも、その枠で確固たる地位を築いているのが、モー娘。の元“同僚”である辻希美と藤本美貴。辻は4児、藤本も3児の母ですし、子育てエピソードはもちろんワンオペのつらさを語るなどしてすでに母親世代から支持を得ています。この2人の牙城を紺野が崩すのは、ハッキリ言って至難の業でしょう。

 そうなると紺野には、慶応卒だったり、野球選手の妻だったり、または一般会社員としての経験だったりと、辻や藤本にはない“武器”で勝負する努力が求められる。また本人も『北海道のことをたくさん紹介します』と説明しているように、北海道のユーザーを全力で取りに行くようですが、そうでもしないとYouTuberとしては厳しい戦いを強いられそうです」(ネットニュース編集者)

 こんこんは、辻ちゃんやミキティーと渡り合えるか!?

木村之男(芸能記者、TVウォッチャー)

1972年生まれ、東京都出身。大学時代にライターとして活動し始め、出版社~編集プロダクションを経てフリーに。芸能・カルチャー・テレビ・広告業界などに精通する。趣味はテレビに映った場所を探し出して、そこに行くこと。

きむら

最終更新:2022/05/18 11:00
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