上島竜兵さん、渡辺裕之さんと働き盛り60代男性の“逢魔が時”

「ふざけんなよ、クソ！」くら寿司、パワハラ訴訟の詳細

　大手寿司チェーン「くら寿司」の現役従業員がパワハラを受けたとして、同社と上司の二者を相手取り、訴訟を起こす意向であることが文春の取材でわかったという。

「くら寿司」は回転寿司業界の最大手企業。国内外に567の店舗を構え、社員・アルバイト・パートを合わせた従業員数は1万8524名にのぼる（2021年10月末時点）。

　訴訟を起こす意向を示しているのは、埼玉事務所にパートとして勤務する事務スタッフ。弁護士同席のもとで文春の取材に応じ、「夏までに数百万円の損害賠償を求める訴状を出す予定です」と明かしたという。

　この事務スタッフは勤続11年目。入社当初からずっと「勤務時間を延ばして社会保険に加入させてほしい」と会社に伝えてきたという。くら寿司の場合、パートの社会保険加入は「週20時間以上の勤務」等が条件となる。

　また、埼玉事務所の採用サイトには＜希望すれば（社会保険に）加入できる＞と明記されているそうだ。実際、事務所に勤務するパートの大半が社会保険に加入している。しかし、この事務スタッフの要望だけは放置され続けているという。

　なぜ自分だけが加入できないのか、上司に説明を求めると、こう一蹴されたと語っている。

「社会保険には“枠”があるんだ。今それが一杯だから、あなたを加入させることはできない」
　件の事務スタッフが怒りを滲ませて明かす。

「納得がいかなかったので、18年に労務を管理する部署に問い合わせたところ、『社会保険の枠などありません』と説明されました。上司は私を加入させないため、ありもしない理由を述べていたんです」

　問い合わせたことを知った上司は、「ふざけんなよ、クソ！」と吐き捨てたという。

「以前、同僚の暴言等に悩んで労基署に相談したことがあったので、“要注意人物”としてマークされていたのかもしれません」（同前）

　しかし、ブラック企業に詳しい働き方改革総合研究所の新田龍代表は、
「従業員が希望しているにもかかわらず社会保険に加入させないというのは、上場企業として言語道断です」

　と話している。そのうちSNSで、「ブラック寿司」などといわれるのかな。

　2019年9月21日に、山梨県道志村のキャンプ場から姿を消した小倉美咲ちゃん（当時7歳）の骨の一部らしきものが発見されたのは、“事件”から2年7カ月が過ぎた今年4月25日だった。

　その後、衣服や他の骨も発見され、DNA鑑定の結果、美咲ちゃんであることがほぼ確定したようである。

　母親にとっては、認めがたい事実だろうが、悲しい結末になってしまった。

　だが、これで終わったわけではない。文春が報じているように、第一発見者が誰なのか、警察の口が堅く、素性などが漏れてこないのだ。

　事件の可能性も捨てられないはずだから、警察は事故と事件の両面で捜査をしているはずだから、気になる情報である。

　それに、大人でも登れないような急峻な山道を登ったとしても、当時の捜索で、なぜ見つからなかったのか。子どもはこんなところを登りはしないとして、捜索範囲から外したとすれば、警察の大チョンボであろう。責任問題に発展すると思う。

　美咲ちゃんを弔ううえでも、事実の解明は必ずされなければならない。（【3／8】　4ページ目はこちら）