トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 働き盛り、60代男性の“逢魔が時”

上島竜兵さん、渡辺裕之さんと働き盛り60代男性の“逢魔が時”

摘発! 日本最大級ハプニングバー「眠れる森の美女」とは

 5月1日、80歳で亡くなった名将イビチャ・オシム。彼がサッカー日本代表監督に就任して以降、日本サッカー協会アドバイザーを退任するまで(2006年7月~2008年12月)、傍らで専任通訳を務めたのが、国際ジャーナリストの千田善(63)。

 東大卒業後、旧ユーゴスラビアのベオグラード大学政治学部大学院に留学した千田の専門は、国際政治、民族紛争、異文化コミュニケーションなど多岐にわたる。

 自身も元サッカー選手で、サッカーへの造詣も深い。新潮はオシム監督との思い出を語ってもらった。

「旧ユーゴスラビア出身の方の中には、魚が苦手な方もいますが、オシムさんはそうではありませんでした。むしろ、自分でアジなどを買ってきて、三枚におろしてしまうほどの魚好きで、もちろん、お刺身もいけます。納豆以外はあらゆる日本食が好物でした」

「よくミスをしたり上手くいかなかったりした時に、『しょうがないから切り替えて、次にいこう』なんて言うじゃないですか。これがダメなんです。オシムさんは、『失敗そのものはきちんと認めなくてはいけない。しかし、なぜ失敗をしたのか、その原因をきちんと考えて、次に同じ失敗をしないようにならなくてはいけない』という考え方でした。だからこそ、『切り替え』『しょうがない』という2つの日本語には鋭く反応して、『そうではない』と言い返すんです」

 いまでもオシムさんが日本で愛されている理由は、彼の発言がサッカーという枠を超えて、優れた日本社会論になっていたからだという。こうした優れた指導者は、これからはなかなか出てこないだろうな。

 5月7日の深夜。東京渋谷のハプニングバー「眠れる森の美女」が摘発された。本番行為に及んでいた客の男女が公然わいせつの現行犯で、経営者の男(40)と従業員9人が公然わいせつ幇助の疑いで逮捕された(客の男女はすでに釈放)。

 当日は『みんなで彼シャツ着てローション水鉄砲でぐちゃぐちゃのねちょねちょになりながらあそんじゃおう』と銘打たれたイベントが開催されており、男女約70人が来店していたという。

 ハプニングバーとは、会員制バーを装いつつ、実態はさまざまな嗜好を持った客が集い、ハプニングと称して乱交やSMなどを行う店のこと。

「3P4Pが可能な部屋があったり、プレイを覗くことができる覗き穴があったりします」(風俗ライター)

 中でも摘発された「眠れる森の美女」はホームページで日本最大級を謳う大規模店だという。警視庁によると、20年10月以降の1年半で5億円以上売り上げたとみられているそうだ。常連客の30代男性がこう語る。

「オープンは15年ほど前ですが、幾度か店長が変わっています。客層は20~30代がメイン。建物は地上2階地下1階で、地下はクラブのような雰囲気です。1階は受付とロッカールーム、2階にプレイルームと呼ばれる本番部屋があります。セキュリティーがしっかりしていて、初回は身元を確認できる身分証を提示し、2回目以降は会員証を提示しないと入店できない。店内は撮影厳禁で、スマホはロッカーに預けないといけません。コンドームは店員さんに言えばもらえます」

 気になるのは値段だが、男性は入会金7000円で入店料金1万7000円、女性は入会金2000円で入店料金はゼロ。カップルの場合、入店料金は2人で8000円となっている。

 意外に安いな。

 客たちは、店を出る前に顔写真を取られ、名前と住所、電話番号を書かされた上に身分証を提示して、ようやく解放されたという。

 その後はどうなるのか。グラディアトル法律事務所の若林翔弁護士がこう解説する。

「経営者は証拠状況や前科などの事情にもよりますが、罰金刑や執行猶予つき懲罰刑となる可能性があります。従業員や男女客は経営者に比べて悪質性が低く、不起訴の可能性もあるでしょう」

 私は、ハプニングバーというのは行ったことがないが、なかなか面白そうではないか。誰か誘ってくれないかな。(【2/8】3ページ目はこちら

12345678
ページ上部へ戻る

配給映画