「ゴリエ」に続いて「慎吾ママ」も!? フジテレビ、全盛期コンテンツの“復活”に活路見出すか
#香取慎吾 #フジテレビ #新しい地図 #慎吾ママ #ゴリエ
SMAP解散後、新しい地図のメンバーとして活躍する香取慎吾。一時は“ジャニーズを辞めてテレビを干された”とも言われていたが、ここ最近ではTVCMはもちろん、NHKをメインにテレビ番組での起用も目立っている。
「5月10日放送のNHKの音楽番組『うたコン』に香取が出演し、久しぶりの生歌唱を披露しました。香取が2ndアルバムとして4月に発売した『東京SNG』は、田島貴男や小西康陽、向井秀徳などさまざまなミュージシャンとコラボして、ジャズをベースとしたレベルの高い楽曲となっていますが、これを引っ提げて今年の『紅白歌合戦』への出場も噂されています」(民放関係者)
香取個人だけでなく、新しい地図としても、4月に初の地上波レギュラー番組『ワルイコあつまれ』で(NHK Eテレ)がスタートしたばかり。こうした流れもあって、民放各局も今夏以降、新しい地図の起用を増やしていく予定だという。
「一時期、騒がれていた、ジャニーズ事務所によるテレビ局への“圧力”はもうないのですが、それでも新しい地図のメンバーを積極的に番組で使うことに各局が躊躇していたことはたしかです。でも、NHKが風穴を開けてくれたことで、他局もブッキングがしやすくなりました。3人とも依然として人気と好感度が高く、冠番組を持たせればCMも取れる。民放でも、今秋以降の改編期に新番組を持つ可能性はあるでしょう」(民放関係者)
そんな中でも、とりわけ鼻息を荒くしているのがフジテレビだという。
「NHKの『ワルイコあつまれ』では、香取慎吾の往年の人気キャラクター『慎吾ママ』が登場して大きな話題となりました。ただ、慎吾ママはもともと『サタ☆スマ』(1998~2002年、フジテレビ系)から誕生したキャラクター。当時はまだフジにも勢いがあり、シングル曲『慎吾ママのおはロック』は売れに売れ、『おっはー』が流行語になって社会現象を巻き起こすほどの人気ぶりでした。その慎吾ママの”復活”を、フジがただ指をくわえて見ているはずがありません。
もともと、SMAPを国民的スターに押し上げたのは『SMAP×SMAP』(96~16年、フジテレビ系)の功績が大きかったので、元SMAPマネージャーで現新しい地図のプロデューサー・飯島三智氏とフジは深い関係値を築いている。そのフジが最近、飯島氏との接触を頻繁に図っていると聞きます。このタイミングで、新しい地図の番組起用を狙っているのでは」(民放関係者)
「慎吾ママ」も「スマスマ」も懐かしい響きだが、フジが復活させたコンテンツといえば、こちらも話題だ。
「01年~06年に放送された『ワンナイR&R』(フジテレビ系)などで活躍した、ガレッジセールのゴリが扮するキャラクター・ゴリエです。ゴリエのレギュラー番組『ゴリエと申します。』が今年4月からスタートし、当時小学生だった20~30代の視聴者の間で話題になりました。この”復活”に顕著ですが、長らく低迷が続くフジは、ついに全盛期の“遺産”を掘り返して売っていく作業に入っているんです。
この流れで、香取にも番組を持ってもらい、慎吾ママが本格的にフジで“復活”することも考えられます。新しい番組を立ち上げてコンテンツを育てるよりもよほど手っ取り早く、過去の人気も当て込んでイベントやグッズ展開も見込めますからね。ただ、香取がそのオファーを受けるかは未知数ですが……」(民放関係者)
今後、新しい地図がテレビで快進撃を繰り広げることが予想されているが、その中心にいるのは香取とフジなのかも?
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事