小島瑠璃子「またレギュラー消滅」コロナ禍で延期の“中国移住”に本腰か

　タレントの“こじるり”こと小島瑠璃子が出演する冠バラエティ番組『大堀商事小島事業部新人バイトゆう歩』（アイドル専門チャンネルPigoo）。小島が番組から卒業することがわかり、ネット上では一部ファンから「海外移住の準備？」「いよいよか？」と臆測する声が上がっている。

　同番組は、小島、元SDN48の大堀恵、山根千佳のホリプロ所属タレントの3人が出演する『大堀商事小島事業部新人山根』として2017年7月にスタート。20年7月には、山根と「第42回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリを獲得した遊歩が入れ替わる形で、『大堀商事小島事業部新人バイトゆう歩』として再スタートした。

　なお、今月18日の配信回では、小島の『卒業SP前編』が放送予定。アイドル専門チャンネルとあって、この番組卒業はネット上であまり話題になっていないが、一部ファンから「こじるり、またレギュラー番組降板するのか……」と困惑する声も見られる。

　それというのも、小島は3月19日に放送されたさまぁ～ず・三村マサカズとのラジオ番組『さまぁ～ず三村マサカズと小島瑠璃子の「みむこじラジオ!」』（ニッポン放送）で、「ニッポン放送での放送は、今日が最終回となります」と、この日での打ち切りを唐突に発表（他局では後に1回放送）。続けて、約4年間ナビゲーターを務めたNHKの科学番組『サイエンスZERO』も、同27日放送回を最後に降板。4月からは、タレントの井上咲楽がナビゲーターを務めている。

　この春、続々と仕事を手放している印象の小島だが、残るレギュラーテレビ番組は、関ジャニ∞・丸山隆平とコンビでMCを務めるランキング情報番組『サタデープラス』（TBS系）と、サブ司会を務める関東ローカルの深夜バラエティ番組『エンタメサーチバラエティープレミアの巣窟』（フジテレビ系）。もしかしたら、この2つも近々、降板する予定かもしれない……。

　もちまえの機転で、一時期はバラエティ番組でも積極的に起用されてきた小島だが、消費されやすく入れ替わりが激しいのがバラドル。ある番組ディレクターはこう、評価する。

「小島さんは、確実性はあるから”こんな番組にしたい”とか”こういう風にニュアンスを固めたい”みたいな時には重宝されてきましたが、このところは積極的に起用しようという感じではないですね。最近は、プライベートネタを切り売りしている感じが強いから、そういう話をする役としてはポイントで求められることもありますが、そればっかりやってると消費されるの早いですよね」

　小島といえば、20年3月放送の『ますおか＆こじるりのベタな旅人トラベター』（北海道放送）で、「私、中国に住もうと思ってるんです」「本当はこの4月から中国に行こうと思っていたんですが、先延ばしに」と中国への移住計画がコロナ禍で頓挫したことを告白。日本を離れる理由について、「ちょっと日本から出て行かないとダメだなって思って。限界を感じて……」「日本だけだと（仕事的に）尻すぼんでいく感じがしたんですよ、3年から5年後くらいに。勘なんですけど」と語り、移住後の芸能活動については「（日本と中国で）半々くらいでやろうと思って」と説明していた。

　また、19年11月には中国のSNS「Weibo」を開設したことを告知し、動画で流暢な中国語を披露。加えて、20年1月に出演したラジオ番組では、正月に上海で一人暮らしのための家を探していたことを明かしていただけに、相次ぐレギュラー番組の消滅と関連づけるファンは少なくないようだ。

 「なんかよっぽどの方向転換がなければ、同じ事務所の先輩である井森美幸さん的に柔らかさも作っていきつつより、どこにいっても合格点は出すぞ的なタレントになっていくんですかね」（同）

　過去には、関ジャニ∞・村上信五との熱愛疑惑や、『キングダム』作者の原泰久氏との“不倫疑惑”などが報じられ、バッシングに遭っていた時期もある小島。日本の芸能界に疲弊している可能性も考えられるだけに、日本から“こじるり”がいなくなる日は、そう遠くはないのかもしれない。

鈴木紬（エンタメ系ライター）

元アイドル誌編集者。宮迫博之の焼肉屋「牛宮城」を誰かにおごってもらう日を夢見る芸能系ライター。芸能人のYouTubeやSNSのパトロールが日課。

すずきつむぎ