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「丸源ラーメン」もカップ麺に! 独特すぎる「名古屋めし」を家で堪能する3品

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 今回は、カップ麺でも猛威を振るう「名古屋めし」ブームをテーマに、最近発売された「台湾ラーメン」、「台湾まぜそば」、そして愛知県発祥のラーメンチェーン店「丸源ラーメン」のカップ麺をレビューしていきます。

 東京から直線距離で西側に約260km、大阪から東側に約140kmの距離にある愛知県名古屋市。両大都市の中間にあるため食文化で両者の影響を強く受けているのかと思いきや、ひつまぶし、味噌カツ、天むす、味噌煮込みうどん、モーニング、ういろう……。「名古屋めし」は独特すぎる食文化が醸成されています。

 それものそのはず、名古屋は織田信長や豊臣秀吉といった天下人を育み、もっと遡ればNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でおなじみの大泉洋……もとい源頼朝も出生は名古屋。愛知県まで範囲を広げると徳川家康だって輩出しているし、日本最大の企業であるトヨタ自動車のお膝元でもあります。名古屋で「にっぽんど真ん中祭り」が毎夏開催されていることからも明らかなように、東京や大阪の影響を受けるどころか、名実ともに日本の中心地であり、いつでも東京や大阪を征して天下統一できる感すらあるのが名古屋なのです。

安価大盛りカップ麺No.1ブランドの底力! 東洋水産「ごつ盛り 名古屋台湾ラーメン」

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東洋水産「ごつ盛り 名古屋台湾ラーメン」(2022年5月9日発売)

 そんな名古屋の名前を冠した、東洋水産の「ごつ盛り 名古屋台湾ラーメン」(オープン価格)がこちら。大盛りカップ麺と言えば「スーパーカップ」や「ごつ盛り」がおなじみですが、「ごつ盛り」はそれらと違い、大盛りながら100~150円程度の安価で売られる、価格と量を兼ね備えたコスパ抜群の大定番ブランドです。

 安価ながら大盛りなのでそれなりに安っぽさがあるのは否めませんが、同じく大盛り系の他社製品やスーパーなどのプライベートブランド品に比べると味に定評があり、多くのファンの支持を受けています。「ごつ盛り」の、特に「ワンタン醤油ラーメン」や「ソース焼そば」には、給料日前などにお世話になっている方も多いのではないでしょうか。

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「ごつ盛り」が名古屋めし「台湾ラーメン」を再現

「台湾ラーメン」は名古屋の中華料理店「味仙」発祥の名古屋めしですが、全国的に知名度が高く、多くの地域のお店で供されている人気メニューです。人気の「ごつ盛り」ブランドによる人気フレーバーの再現となれば、期待感は高まるばかり。

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安価品でも重層的な厚みが感じられるスープ

 鶏ガラベースの醤油味のスープに、ニンニクとラー油を加えて台湾ラーメン味に仕上げています。台湾ラーメンは辛くてニンニクが効いたスープが大きな特徴で、今回のスープでもニンニクが鋭く感じられ、スタミナ色が強くなっています。

 一方で、辛味はピリ辛程度で物足りないですが、辛味が控えめなぶん繊細な部分である鶏ガラの丸みや甘さが目立ち、重層的で厚みを感じられるスープの味わいでした。

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大盛商品としては細めの油揚げ麺

 安価な大盛りカップ麺の場合、大容量の麺は食べごたえ重視で太いことが多いのに対し、スープにかけられるコストには限界がある場合が多く、強い主張の太麺が省コストのスープの味をさらに目立たなくさせてしまうことがあります。

 しかし、「ごつ盛り」シリーズでは比較的細めの麺が多用され、細めの麺が脇役に徹することでスープの味を引き立てています。今回も、スープ自体のおいしさはもちろん、スープを引き立てる助演俳優賞ものの麺も光っていました。

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鶏挽肉とニラ

 台湾ラーメンは挽肉とニラがたくさん入っているのも特徴で、カップ麺でも細かい鶏挽肉やニラが入っています。挽肉は少なめですがニラはしっかり入っていて風味豊か。スープのニンニクとともにスタミナ感を高めていました。

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