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Sexy Zoneマリウス葉の「引退報道」 関係者が感じていた“予兆”とジャニーズメンバーたちの“抵抗”

Sexy Zoneマリウス葉の「引退報道」 関係者が感じていた予兆とジャニーズメンバーたちの抵抗の画像1
Sexy Zone マリウス葉(Johnnys netより)

 2020年12月から体調不良を理由に芸能活動を休止しているSexy Zoneのマリウス葉が、このまま芸能界を引退する可能性が高いと、写真週刊誌「FRIDAY」2022年5月6・13号(講談社)が報じた。

 2018年から上智大学に通い、学業と芸能活動を両立させていたマリウス。2020年12月の「女性セブン」(小学館)では、処方薬の過剰摂取によって意識が朦緊となったマリウスが、緊急搬送されていたことが報じられた。メンバーの菊池風磨がすぐ病院に向かい、朝方まで付き添っていたという。この直後、マリウスは活動休止を発表。学業と仕事を両立させる中で心身のバランスを欠き、体調不良が続いていたという。

 そして、今回の「FRIDAY」では、マリウスが現在ヨーロッパの大学に留学中で、ビジネスの勉強をしており、芸能活動再開の意志はないと報じられている。

「マリウスがスペインの大学に留学しているという噂は以前からあり、マリウスのものと思われるSNSの裏アカウントも発見されている。また、すでにスペインの企業で働いているようで、そっちこそが“本業”になるだろうとも言われています。やはり、マリウスの芸能界引退は間違いないのだと思います」(ベテラン芸能記者)

 2020年末の時点でマリウスは引退を考えていたとも言われているが、ジャニーズ事務所は“脱退”ということではなく、あくまでも“活動休止”として、復帰の可能性があるかのような発表をしていた。

 しかし、実際には“引退”に向けた予兆があったという。ジャニーズ事務所と関わりを持つメディア関係者は、こう話す。

「マリウスの活動休止発表後、メディアなどに対して極力、マリウスについては触れないように、ジャニーズ側からお願いがあったようです。もしマリウスに触れるにしても、“復帰”を匂わせるような表現を使ってほしくないとも言われていました。おそらくジャニーズは、かなり早い段階でマリウスの引退の意志を把握していたのでしょう。下手に復帰をほのめかすとファンにあらぬ期待をさせてしまうので、それを避けたかったのだと思います。引退を正式に発表するタイミングを決めかねていたら、ズルズルと長引いて、『FRIDAY』の報道に至ったという形ですね」

 ジャニーズ事務所が、マリウスの今後についてうやむやにしている間、Sexy Zoneのメンバーやジャニーズの仲間たちが、マリウスに触れることもあった。

「この4月にSexy Zoneの佐藤勝利や松島聡、King & Princeの永瀬廉が、ラジオでマリウスに言及しています。『FRIDAY』の記事との関連性はわかりませんが、ジャニーズの仲間たちはマリウスの存在が忘れられないように、しっかりアピールしていたわけです。だからこそ、ファンの間では、マリウスがいつか復帰するのではないかという淡い期待もあった。あるいは、マリウスの処遇をあいまいにし続けるジャニーズ事務所に対して、メンバーたちからの抵抗があったのかもしれません。いずれにしろ、マリウスをめぐる動きに対して、ジャニーズ内部でいろいろと蠢くものがあったのは間違いないですね」(同)

 マリウスの引退報道ばかりが先行し、ジャニーズ事務所からの正式発表がない状態に、いちばんモヤモヤしているのは、Sexy Zoneのファンたちだろう。果たして、ジャニーズ事務所は、どのような形で声明を出すのだろうか──。

浜松貴憲(ライター)

1980年生まれ、東京都出身。大学卒業後、出版社に入社。その後、いくつかの出版社を渡り歩いた末に、現在はフリーライターとして、テレビ番組、お笑い、YouTubeなど、エンターテインメント全般について執筆している。

はままつたかのり

最終更新:2022/05/07 13:00
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