『ゴッドタン』劇団ひとりが雑ボケ連発で銀シャリ橋本が覚醒
#お笑い #ゴッドタン #吉松ゴリラ
芸歴10年目の吉松ゴリラとマジマンドリルが、今週あったお笑い番組のトピックをご紹介! 今回は5月1日放送の『ゴッドタン』(テレビ東京)の「銀シャリ橋本のテクニックを抜いてあげよう」企画です。
ゴリラ この間の『ゴッドタン』「銀シャリ橋本のテクニックを抜いてあげよう」が、めちゃくちゃおもしろかったね!
https://video.tv-tokyo.co.jp/god/episode/00087495.html
5月7日(土)26:14配信終了
マンドリル 絶対おもしろいだろうと思って見たら、その期待を超えておもしろかった! そもそもの発端は以前、橋本さんが出演した人気企画「勝手にお悩み先生」だよね。アンガールズ田中さんに「テレビで売れたければ、テクニックに頼らず人間味を出せ!」とアドバイスをもらった時「今は呼ばれたやつを一生懸命やるだけ」「もう心が溶けた」と、現在の停滞している心境を吐露して話題になった回。
ゴリラ 今回の企画は、その「心が溶けた」と語った橋本さんのツッコミテクニックを、存分に披露させてあげようという企画。番組中、各所で仕掛けられたボケ全てに対して的確なツッコミを入れていて、その力量の高さがしっかり示されていたよね。
マンドリル この企画のスタートで、橋本さんのプロフィール紹介をまとめたボードにボケが仕掛けられてたけど、その一つひとつへのツッコミが全てパワーワード。あの瞬間、神回だと思った。
ゴリラ そもそも橋本さんのツッコミとしての力量は、若手時代から高い評価を得ていた。もう10年近くも前になるけど、フットボールアワーの後藤さんが「高低差ありすぎて耳キーンなるわ!」の例えツッコミで注目を浴び出した頃、「自分の他にもツッコミが上手い芸人はいる」と、既に橋本さんの名前を挙げてた。
マンドリル それこそ今回のように「ツッコめ」と言われてツッコむ企画って、腕がないと相当難しいんだよね。「企画として用意されている」という事はその全てのボケに対して、常にパンチラインとなるツッコミが求められているという事。そもそも求められている基準が高い。
ゴリラ 更に普段のトークと違って、見てる側も「ここで100%ツッコミがくる」と分かってるから、身構えて聞いてる。感覚的に言うと、同じツッコミをしても笑いが通常の3割減位になる。企画としてお膳立てされた段階でハードルはかなり上がっている訳で、その上でウケるって相当な地力がいるんだよね。
マンドリル 途中で劇団ひとりさんがアドリブで「本当に何も考えないから」と言って、かなり無意味なボケの羅列をするでしょ。あそこって「上手くツッコめずに、グダる」って笑いに逃げても良い箇所じゃん。だけど橋本さんは、全く逃げなかったよね。その上でちゃんとツッコんで、ちゃんと笑いをとってるのが凄い。
ゴリラ ツッコミには「ボケを引き立てるツッコミ」と「ツッコミ自体で笑いを取るツッコミ」があるけど、橋本さんのツッコミは間違いなく後者だよね。もちろん「ボケを引き立てるツッコミ」も上手いんだけど、それ以上にツッコミで笑いを取っている時のおもしろさがズバ抜けてる。
マンドリル フットボールアワーの後藤さんやオードリーの若林さん、千鳥のノブさんなんかもこのタイプだよね。周りにパスをしながらも自分で笑いを量産できるし、本来ボケが持っているポテンシャル以上のものを引き出せるツッコミだから、MCで大成するタイプが多い印象。
ゴリラ 元々スキルの高さは知られてたから、今後MC起用も十分あると思う。とにかくどこかのタイミングで、今以上に露出が増えるのは間違い無いよね。
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