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フラット芸能

伊藤沙莉「二股報道」へのコメントで”天才俳優”の風格 行く末は大竹しのぶか樹木希林か

伊藤沙莉「二股報道」へのコメントで天才俳優の風格 行く末は大竹しのぶか樹木希林かの画像1
伊藤沙莉 ALPHA AGENCY 公式サイトより

 ベテラン芸能リポーターの城下尊之氏が、とかくあおり・あおられがちな芸能ニュースをフラットな目線で、おちついて解説!

――4月11日、伊藤沙莉が18歳年上の脚本家・蓬莱竜太と熱愛中だと報じられました。ところが約1週間後の4月20日、蓬莱が他の女優と夜を過ごしたという「二股疑惑」報道が飛び出して、何かと話題です。

城下 伊藤沙莉さんは子役出身の実力派として、近ごろ売れっ子ですね。5月4日で28歳。僕はすごくいい女優さんになると思ってるんです。

 今回の交際についても、報道が出た翌日に「ひとまず、温かく見守っていただけると幸いです」と、自身の公式ツイッターでコメントをしました。ヘンに隠すことなく自然体で好感度が高い。

「二股報道」に関しては「発言が難しいんですが」「お2人が友人なのは知っています」「蓬莱竜太さんを知っています。信じているというのではなく、知っています。知った上であえて言えることは大丈夫です。ってことくらいです」「可哀想でも被害者でもなんでもないです」とツイート。こちらもいち早く対処しましたし、コメントの内容も蓬莱さんを責めるわけでなく、自分自身も救って、2人の間で揉めごとになっていないということをうまく伝えました。

――ネットでも好意的に受け取られているようですね。

城下 「発言が難しいんですが」というあたり、本人は狙ったわけでなく自然とこういったコメントになったのだと思います。業界内でも評価している人が多いですね。このようにコメントされては、マスコミとしてもこれ以上追いかけ回すわけにいかない。こうした対処を見ても、やはり大物俳優になると予感させます。

――大物俳優というと、たとえばどんなタイプでしょうか。

城下 たとえば、2018年に亡くなった樹木希林さんのようなタイプ。希林さんもいつ取材にいってもとても丁寧に対応してくれて、夫・内田裕也さんについても「帰ってきてくれりゃあいいのにね」などといつも自然体で心情を語ってくれるんです。

――なるほど。

城下 もしくは、大竹しのぶさんタイプ。蓬莱さんは劇団付きの脚本家で、ドラマや映画などの脚本も書きますが、舞台をメインに活動しています。俳優として劇作家とお付き合いすると、吸収するところがものすごく大きい。だからお付き合いしているのかもと思ってしまうくらい。大竹さんは恋愛した相手からどんどん吸収して飲み込んでいく人です。2度目の結婚相手は明石家さんまさんでしたが、さんまさんは大竹さんと結婚している間はお笑い芸人としてイマイチだったと言われています。大竹さんに才能を吸い取られていたのかもしれません。離婚したら、おもしろいさんまさんに戻りましたから。伊藤さんも、蓬莱さんとの交際によって俳優としてどんどん吸収して成長していることでしょう。

――樹木希林に大竹しのぶ、かなりのビッグネームが飛び出しました。ずいぶん高く評価していますね。

城下 演技派ですし、コメディもシリアスな演技もできます。しかも、3歳でダンスを始め、もともとダンサーをめざしていたそうなんです。だからリズム感もいい。いろんな表現ができると思います。

――へえ、芸達者なんですね。

城下 それだけの可能性を秘めているということ。まだ20代ですから、恋愛イコール結婚なんてことはない。蓬莱さんはあくまで恋愛相手であって、今すぐ結婚どうこうという話にはなりません。もしかしたら吸収しつくしたら恋愛は終わってしまうかも。伊藤さんはそれくらい存在感のある女優さんですよ。

――演技よし、マスコミ対応よし、業界内でのウケもよさそうですね!

城下尊之(芸能リポーター)

立教大学在学時から、サンケイ新聞でアルバイトを行っていた経緯から、卒業後、サンケイスポーツへ入社。スポーツ紙文化部記者となった初日で見習い経験もないうちに、他に大きな事件があったため、「(故)林家三平さん、大病から復帰!」という大事な現場を任された。退社後は、TBS『奥様8時半です』のデスク担当として勤務し、その後、芸能リポーターに転身し、現在に至る。独自に身につけてきた取材能力、ブレーンの作り方等から、芸能界の裏話を交えた、楽しい味付けで話す。

【プロフィールページ】

しろしたたかゆき

最終更新:2023/02/24 11:58
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