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「スーパーカップ」焼きそば転生シリーズ、食べてみたら“変装”と“別人”だった!?

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 エースコックの「スーパーカップ」シリーズといえば、大盛カップ麺の元祖・パイオニアですが、「カップヌードル」や「チキンラーメン」などと同様に、紡がれた伝統を大事にしつつ、新しいことにも挑戦し続けるイメージもあります。

 最近では、かつてのシリーズ看板商品だった「いか焼そば」が期間限定で復活し、他にもカップ焼そば新商品2品が同時発売されました。今回は、「スーパーカップ」シリーズのカップ焼そばという括りで最近発売の3品ご紹介していきます。

かつての名作カップ焼そばが復活!セルフ温故知新な「スーパーカップ大盛り いか焼そば」

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「スーパーカップ大盛り いか焼そば」(2022年4月25日発売)

 まずは、「スーパーカップ大盛り いか焼そば」240円(税別)。1988年の発売開始以来、かつては「スーパーカップ」シリーズの看板商品のひとつとして君臨していましたが、2019年に惜しまれながら販売終了。ライバル商品との競合に加え、世界的な「いか」の価格高騰が大きく影響したものと思われます。

 平成の世で「いか」といえば、マリオシリーズのゲッソーやスプラトゥーンよりも、「スーパーカップ」シリーズの看板商品である「いか焼そば」が有名だったような気がします。

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ソース増量でパワーアップ

 そんな「いか焼そば」は、販売終了から2年のブランクを経て、2021年に期間限定で復活しました。販路が安売りのないコンビニ限定な上に値上げもされてしまいましたが、往年の味を知るファンから喝采されたのは記憶に新しいところではないでしょうか。

 今回、再び復活した「いか焼そば」は、引き続きコンビニ限定発売かつ税別240円と高額ですが、ソースが増量されてパワーアップしているとのこと。「復活のF」ならぬ「復活のI」は、フリーザなみのパワーアップを遂げているのでしょうか。

 ちなみに、スーパーなどでは「いか焼そば」に代わるエースコックのレギュラー商品として「いか天ふりかけ焼そば」が登場。「いか」こそ減ったものの、ふりかけの中にお菓子の「いかフライ」をやわらかくしたような「いか天」がたくさん入っており、いかの風味はむしろ増していました。定価が安価な上に安売りもされており、名より実を取った良品という印象。

※「いか天ふりかけ焼そば」の記事はこちら

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酸味やスパイスで派手めな味わいのソース

 さて、復活した「いか焼きそば」は、酸味や甘味を効かせたスパイシーなソースに「めちゃうまふりかけ」を組み合わせ、他社のカップ焼そばと比べても派手めな味わいとなっています。ソースにはいかの風味もつけられていますが、スパイスや酸味など他の味が強いため、それほど目立っていません。

 発売終了以前の「いか焼そば」と同じ特徴を有しているソースなので、以前の味を知る人は懐かしく感じるのではないでしょうか。

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めちゃうまふりかけ

「めちゃうまふりかけ」には、アオサや紅生姜、スパイス、いか風味のパウダー、そしてソースの粉末が入っています。「めちゃうまふりかけ」は発売終了以前から入っていましたが、復活後はいかの風味が強くなっており、さらに今回から粉末ソースが加わることで、液体ソースとのダブルでソースを効かせています。

 以前の商品をそのまま復活させて懐古に浸るだけではなく、新要素を組み合わせることで新しさも演出していました。セルフで温故知新しています。

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いかは以前よりたくさん入っている

 具は、いかとキャベツがたっぷり入っています。発売終了以前の「いか焼そば」よりも復活後はいかの量がだいぶ増えており、これならばある程度の値上げも納得できるのではないでしょうか。少なくともイカりはしないと思います。

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