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広瀬アリス“売れ過ぎ”でオーバーワークか…共演者も心配していた「追い込みグセ」

広瀬アリス“売れ過ぎ”でオーバーワークか…共演者も心配していた「追い込みグセ」の画像
広瀬アリス

 女優の広瀬アリスが体調不良のため、9月に開幕する劇団☆新感線の42周年興行・秋公演を降板することが4月23日に発表された。代役は石田ニコルが務める。

 この発表後、広瀬は25日に「お騒がせしております。ここ数年とにかく前を見て駆け抜けてきたのですがどうやらちょこっとお休みが必要のようです」と、一時休養することをTwitterで報告。「少しずつ自分の身体に違和感覚えて今回の舞台、このような形になってしまいました。楽しみにしてくださってた皆様そして関係者の皆様、大変申し訳ありません」と謝罪している。

 広瀬は現在、『恋なんて、本気でやってどうするの?』(フジテレビ系)と『探偵が早すぎる 春のトリック返し祭り』(日本テレビ系)と主演ドラマが2作放送中。さらに4月29日にはドラマ版からレギュラー出演している『劇場版ラジエーションハウス』が公開、加えて声優として参加しているアニメ映画『バブル』も5月13日より公開予定で、プロモーション活動にも大忙し。さらに、今年10月には映画『七人の秘書 THE MOVIE』の公開を控え、来年にはNHK大河ドラマ『どうする家康』への出演も決まっているなど、まさに売れっ子だ。

 CMにも引っ張りだこで大忙しなだけに、今月7日に都内で行われた『バブル』の完成披露イベントの時点で、すでに体調が心配されていた。

「イベントでのトーク中、アニメ好きの広瀬は豪華声優陣と一緒という状況に緊張したようで、汗が止まらず、突然『すいません……汗を拭きに行っていいですか?』と切り出すと、小走りで途中退場してしまうということがあった。その後、戻って来たものの、『何があったんだ?』と集まった報道陣や関係者の間で話題になっていた」(イベントを取材した記者)

 もっとも、緊張したり恥ずかしくなると汗が止まらない体質であることを広瀬は以前から公言していた。

「2017年公開の映画『氷菓』の公開直前イベントでも、共演の山﨑賢人に『汗だく』と指摘される場面が。イベントで出されたクイズに本気で解答していたことが急に恥ずかしくなっためだと弁明し、この時も汗を拭きに一度、舞台裏に下がりました。また、2019年にゲスト出演した『しゃべくり007』(日本テレビ系)では、大好きな声優と会えるとなった途端、緊張のあまり『頭の先からつま先までビッチャビチャ』に。実際、終始ハンカチで汗を拭っている姿が映されました。本人も半ばネタにしており、『沢山の女優さんがいる中で 汗っかきNo. 1』とツイートしたこともあります」(テレビ誌記者)

 とはいうものの、多忙すぎるあまり体調を崩してしまったことは事実のようだ。

「カンテレ制作の『恋マジ』は昨年9月にクランクインしており、とっくに撮影は終了している。一方、『探偵が早すぎる』はまだ撮影が残っているが、本人はやり通したいとのこと。主演の意地だろう。もっとも、滝藤賢一とのW主演なので、広瀬の登場シーンを減らす形でも対応できる。しかし、間に『ラジハ』と『七人の秘書』の撮影も挟み、とにかく休みがなかった。9月の舞台をこのタイミングで降板することに疑問を抱く人もいるようだが、新感線の舞台は稽古期間を入れると半年ほどを要する。『どうする家康』が夏にクランクインとなることもあり、客の前に立つ舞台は諦め、体調回復を優先することになったのだろう」(芸能記者)

 そんななか、SOSを発信していたかのような広瀬のある発言が注目された。

「劇場版『ラジハ』のプロモーションで、4月24日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に山口紗弥加、和久井映見とともに出演。『あがり症なので』『汗かいて途中退場って何回も繰り返している女優なので』と、舞台あいさつが苦手な一面も明かしていましたが、終盤、主演作が続くことに『余裕がなくなって』『今まで見えてたものが見えなくなって』などと今の心情を吐露。和久井から、何も言わなくても応援している人もあなたの周りにきっといるよ、と優しい言葉を掛けられると、涙ぐんでいました。ひとりで出演作の反省会をしているという広瀬は、自分が引っ張らないといけない、笑顔でないといけないと考えてしまう『追い込みグセ』があると自己分析。自分を労ることを『今年の目標』とし、『ちゃんと余裕がある状況』で芝居に向き合いたいと発言していただけに、オーバーワークでパンクしてしまいそうだと少なからず自覚していたのでしょう。仲のいい山口も広瀬を心配して、『”全然元気だから大丈夫”みたいなところがあるから。(でも)それはダメなんです!と(伝えていた)』と、『ラジハ』の撮影中は体調を大事にすることを説いたといいます」(前出・テレビ誌記者)

 事務所は今後のスケジュールを練り直す必要がありそうだ。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2022/04/27 19:00
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