『旅サラダ』新レギュラー・中丸雄一のロケをウォッチ。KAT-TUNのコンサート会場から中継元がわかる!?
#中丸雄一 #旅サラダ #なかまる印
油断して「シューイチーッ!」と言い出さないか心配
数分後、中継が再開された。中丸が作業をやり遂げたようだ(中丸の作業中の様子は、『旅サラダ』公式YouTubeで公開されている)。
出来上がったのぼりを見ると、中丸の描いた鍾馗は目がクリっとしていて可愛いのだ。
大野 「いいですね、若い鍾馗様だね。初めてにしてはいい出来だと思います」
中丸 「いえいえ、大野さんのご指導のおかげです」
というわけで、後はこののぼりを上げるだけ。その傍らに、地元の子どもたちが集合していた。この子たちの成長と健康を祈るための「須賀川絵のぼり」である。
気になるのは、「ちびっ子たちは中丸を知っているのか?」ということだ。見た目は若いが中丸はもう38歳、ちびっ子たちから見るとお父さん世代だ。「青いつなぎを着たどこかの猫背のおじさんがいる」という心境か? そんな彼が若い世代のために掲げる災厄祓いの守り神。これが、見事にのぼった。
というわけで、今回の「なかまる印」は終了。最後は全員で掛け声だ。中丸はみんなと一緒に締めの雄叫びを上げた。
「じゃあ皆さん、せーので行きますか! せーの、発掘!ニッポン、なかまる印ー!」(中丸)
油断して、「せーの、シューイチーッ!」と言い出さないか心配である。『旅サラダ』のリーダー・神田正輝は、中丸のリポートを見てこんな感想を述べた。
「やっぱり中丸君は若いから、鍾馗さんが若い顔になってる。若い人が作ると若い顔になるね」(神田)
再来年で40歳を迎える中丸に対し、適当な印象で「若い」と言い出す神田。『旅サラダ』という番組の特異性を感じた。ラッシャーと比べると、中丸は確かに若い。でも、同じくレギュラーの三船美佳と比べると、実はたった1個下なのだ。KAT-TUN内では年長者の中丸だが、世間的には恐るべき“永遠のお兄さん”っぷりである。
今回、彼はよくやっていたと思う。正直、9日放送の1回目はしんどかった。棒読みだったし、進行もたどたどしかった。スタジオで見守るレギュラー陣も不安げな表情だった。でも、今回の中丸を見てすっかり安心したようだ。
高望みをすると、物足りなくはある。中丸の礼儀正しさばかりが前面に出て、ラッシャーが醸し出していたスリリングさがないのだ。これはもう、仕方がない。25年間もリポーターを務め上げたラッシャーと比較するのは酷だ。これが25年という歴史の重みなのだろうし、この感情が俗に言う「○○ロス」である。
KAT-TUNのコンサート会場から逆算して中継先が予測できる!?
9日と16日の放送を見てわかったことがある。「なかまる印」の中継先は、ラッシャーが訪れた畑や漁港ではないようだ。
明確な理由が存在する。今の中丸は、完全にハードスケジュールだ。16日は福島で早朝生中継があり、昼夜は宮城でKAT-TUNのコンサート(2公演)をこなした。KAT-TUNのコンサートツアー中は、当日のライブ会場から逆算して「なかまる印」の中継先がほぼ予測できてしまう。ちなみに、本日(23日)の「なかまる印」の中継先は静岡だった。KAT-TUNとしては、静岡・エコパアリーナでライブを行っている最中だ。なるほど、畑や漁港に行きたくても行けない事情が中丸にはあるらしい。
さらに、翌朝には『シューイチ』の生放送も控えている。38歳という年齢を考えると、さすがに心配である。そんな多忙なスケジュールを縫ってしてでも、中丸にとってやりたい仕事だったということ。一時の国分太一や井ノ原快彦のような存在に、中丸はなる。そんなレールが彼の眼前には広がっている気がする。
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