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ジェニロペの新作ロマコメ映画はリアルな“結婚宣言”だった!?『マリー・ミー』

プラベートの心境と映画の題材がリンクする、ジェニロペ映画の魅力

ジェニロペの新作ロマコメ映画はリアルな結婚宣言だった!?『マリー・ミー』の画像4
©2021 Universal Pictures

 ジェニファー・ロペスといえば、10年代のインドのクラブ(ディスコ)ブームにも大きな影響を与えたトップシンガーであるのと同時に、常にプライベートが映画とリンクする女優としても知られている。

『ジーリ』(03)の撮影がきっかけで交際に発展したジェニロペとベン・アフレック。その後、ベンとは破局し、『ウェディング宣言』(04)では、新しい恋の探求を描き、『エルカンタンテ』(06)で共演したマーク・アンソニーと結婚したが、12年に離婚した。

 08年に双子を出産したジェニロペが、シングルマザーになるかもしれないという不安を描いたのが『カレには言えない私のケイカク』(10)だったりもする。

ジェニロペの新作ロマコメ映画はリアルな結婚宣言だった!?『マリー・ミー』の画像5
©2021 Universal Pictures

 これは深読みし過ぎかもしれないが、今作でマルーマが演じているバスティアンは、マーク・アンソニーと、19年まで交際していたプロ野球選手のアレックス・ロドリゲスを組み合わせたようなキャラクターにも思えてきてしまう。

ジェニロペの新作ロマコメ映画はリアルな結婚宣言だった!?『マリー・ミー』の画像6
©2021 Universal Pictures

 そしてジェニロペが再び結婚を題材とした映画に出演したということは、プライベートでも同じ心境にあるといえるのだ。つまり、復縁したベン・アフレックと結婚したいという決意表明のようにも感じられる。ちなみに、実際に22年4月8日に婚約を発表している。

 波乱万丈なジェニロペだけに、そろそろ落ち着いてもらいたい。失恋や離婚を題材にした映画で見ないことを願いたい。

『マリー・ミー』
4月22日(金)全国公開
■出演:ジェニファー・ロペス、オーウェン・ウィルソン、マル―マほか
■監督:カット・コイロ
■配給:東宝東和
■公式Twitter:@universal_eiga
■公式Instagram:@universal_eiga

バフィー吉川(映画ライター・インド映画研究家)

毎週10本以上の新作映画を鑑賞する映画評論家・映画ライター。映画サイト「Buffys Movie & Money!」を運営するほか、ウェブメディアで映画コラム執筆中。NHK『ABUソングフェスティバル』選曲・VTR監修。著書に『発掘!未公開映画研究所』(つむぎ書房/2021年)。

Twitter:@MovieBuffys

Buffys Movie & Money!

ばふぃーよしかわ

最終更新:2022/04/24 07:00
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