ブルース・ウィリスに続きジム・キャリーも俳優引退? 出演作品で検証するその真相
#しばりやトーマス #世界は映画を見ていれば大体わかる
作品よろしく「キャリちゃんやめへんで~」はあるか?
私生活のすべてを監視されテレビのショーとして放送されている男を演じた不条理劇『トゥルーマン・ショー』、実在した伝説のコメディアン、アンディ・カウフマンの人生を演じた『マン・オン・ザ・ムーン』でゴールデングローブ主演男優賞を二度受賞するが、アカデミー賞にはノミネートすらされなかった! なんで? アカデミー会員に嫌われてるの?
『マン~』で役になりきったキャリーは現場で「アンディさん」と呼ばれなければ返事もせず、現場がユニバーサル社だったのでスピルバーグのオフィスがあるのを見つけ「大衆相手のクソ映画ばかり撮ってんじゃねえぞ、『ジョーズ』の頃を思い出せよ!って文句言ってやろうぜ」と乗り込もうとしたりする奇行を連発し、『カッコーの巣の上で』『アマデウス』で二度アカデミー賞を取った巨匠、ミロシュ・フォアマン監督は、クランクイン2週間で現場を放棄したという。そんなことしてるからノミネートできないんじゃない?
2000年には納品前のオスカー像が盗難に遭い行方不明になるという事件が起きたが、この時は「ジム・キャリーが盗んだんじゃない?」とギャグにされていた(犯人は配送業者だった)。貰えないもんだから(笑)。
14年、プレゼンターとしてアカデミー賞の壇上にあがったキャリーは「僕はノミネートされるような努力はもう辞めたから」と自虐ネタで笑いをとっていた。疲れ果てたキャリーが引退を宣言するのも理解できなくはない。
……が、本当に引退する気なのかどうかは怪しい。14年に出た『帰ってきたMr.ダマー バカMAX!』を見てほしい。これは大ヒットしたコメディ『ジム・キャリーはMr.ダマー』の20年ぶりにつくられた続編で、前作のラストで大失恋したキャリー演じるロイドは心神喪失状態となり、20年もの間病院のベッドで無反応のまま寝たきりだった。彼を見守る相棒のハリーは見舞いを続けていたが、ある日突然ロイドは目覚める。驚く相棒にキャリーは
「うっそだよ~ん! ダマされた?」
なんと、キャリーは相棒を驚かせようとして20年間も心神喪失になったフリをし続けていたのだった! 相棒も相棒で「マジかよ!びっくりしたぜ!」いや、もっと他にいうことあるだろ!
こんな調子でホントは引退する気ないんじゃないの?
「うっそだよ~ん!ダマされた?」
って引退撤回しても僕は驚かないよキャリー!
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