『ラヴィット！』でホテイソンたけるガチ泣…サンド伊達の指導とやさしさがしみた

　15日放送のTBS『ラヴィット！』で、サンドウィッチマン・伊達みきおに注意され東京ホテイソン・たけるガチ泣きする場面があった。

　この日は、番組レギュラーの東京ホテイソンと同コンビが所属するグレープカンパニーのカミナリ、ティモンディが伊達をおもてなしする『サンドウィッチマンの後輩が行く！サンド伊達さんおもてなし旅』が放送された。

　一カ所目は東京ホテイソンおすすめの、屋内型スポーツ施設『スポドリ！』。バッティングセンターやドッジボールで対決するなどロケは楽しく進行。

　しかし、ティモンディが紹介したボディメイク料理の『筋肉食堂』でたけるに異変が。

　伊達が鶏むね肉のステーキを食べ「お肉もプリプリ。ちょっと揺らしただけでもプリプリに」と感想を言うとたけるは「いやいや、プリンじゃないんで」と間髪入れずツッコみ。

　伊達が「なんでもツッコもうとするな」と注意すると、たけるは「そりゃ突っ込みますよ、ボケられたら」と反論したのだが「大ぶりな(ボケの)感じしないじゃん。ちょろっと、『あ、そうかもしれないですね』ぐらいの」とカミナリ・石田たくみからも注意されてしまう。

　落ち込んでしまったたけるに対して、たくみは「誰でもツッコんで助けてあげようって気持ちはいいなと思う」とフォロー。伊達も「いいよ。俺お前の頑張りは好きだよ」と優しい言葉を投げかけた。

　すると、たけるは「すいません。本当に涙出てきた」と我慢できずにガチ泣き。「たけるどうした？」「大丈夫だ！」と声を掛けられると声を震わせ「朝から上手く出来てない」と答え、「情けないです」と涙を拭っていた。

　また、このタイミングで突然、黒い背景でたけるがインタビューに答える映像が差し込まれる。

　スタジオでVTRを見ていた司会の麒麟・川島明から「何がはじまってんこれ」とツッコみが入る中、タケルは午前中のロケから回し役としてまったく手ごたえが無かったことを明かし「上手くいってない時に伊達さんと会ったのがでかかったんですね。一挙手一投足何かを生み出そうっていうのを見てて、涙が出ちゃった」と心境を吐露した。

　カミナリおすすめの「サウナ錦糸町」に移動すると伊達、たくみ、たける3人でサウナに入ることに。伊達は「可愛げがあるんだから、全部をちゃんとしようと思わなくていい」とマジトーンで励まし、たけるが泣く流れに。たけるは「(涙)出さなきゃって思ったら出ない」とここでも思い通りにはならないロケだった。

　VTRが終わると川島は「『がんばれたける君』をお送りしました」と企画名を改名し「てっきり伊達さんから愛のあることを言っていただいて泣いたのかなと思ったら、しっかり怒られて泣いてた」と爆笑。たけるは「怒られたのもそうですけど、その日いろいろあって！失敗が続いて！」と照れくさそうに訂正していた。

　たけるが決めたプレゼントキーワード「＃もう泣かない」には「たけるくん、頑張ってたよ！」「泣いて反省してまた次に繋げよう！応援してます！」「泣いてもいいんやで。ガンバレ、たけるさん！」と励ますメッセージが視聴者からたくさん寄せられていた。

　テレビにほぼ出ていない状況で、いきなり同番組のレギュラーとなった東京ホテイソン。若手芸人の成長を視聴者は優しく見守っているようだ。

　ロケの終わり、「最終的にはすごく楽しかった」と立ち直ったたけるが、伊達にVTRの締め方のアドバイスを求めると伊達は「高岸の『やればできる』を引き出して、ありがとうございましたで」と、誰かの一言で終わるのがいいと返答。

　たけるがさっそく実践して「じゃあ最後高岸一言なんかある？」とどスレート求めると伊達は「そういう聞き方じゃなくて」と制止。

「高岸さ、うちの事務所ちっさいけど、この先大丈夫かな？」と伊達。「もちろん大丈夫！ やればできる！」と高岸が応え、綺麗に締まり終了した。

「＃もう泣かない」

大沢野八千代（ジャーナリスト）

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ