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霊験あらたかな「善光寺ペヤング(蕎麦風)」をありがたく実食! ペヤングレビュー3連発

いつもと違う“細麺”使用!「ペヤング 九州豚骨やきそば」

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「ペヤング 九州豚骨やきそば」(2022年3月14日発売)

 続いては、博多・中洲の夜景が描かれた「ペヤング 九州豚骨やきそば」205円(税別)。豚骨味の「ペヤング」は過去にもありましたが、今回は「九州豚骨」というご当地ラーメンに目を向けており、これまでの「ペヤング」にはなかった視点となっています。

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湯戻し1分の細麺を使用

 ここ数年の「ペヤング」は、どの商品にも同じ麺が用いられていて、スケールメリットの追求でコストを抑えられることが強みのひとつだと推測していました。でも、先ほどの「蕎麦風」の麺に加え、こちらの商品では「細麺」が用いられており、これまでの戦略(?)に変更が加えられているようです。

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「焼きラーメン」を思わせるソースと豚骨ラーメンらしい具

 豚骨味のソースに、いつもより細い麺と、豚骨ラーメンらしい具が組み合わせられています。ソースには、豚骨に加えてラードがたっぷり入っており、豚骨と油のダブルで豚の旨みを効かせています。特にラードはヘビー級で、全部食べると胃もたれ待ったなしレベル。「九州豚骨」とはいっても、ラーメンより屋台でおなじみの「焼きラーメン」の方が近そうです。

 具には、いつもの挽肉よりリッチで肉感のある豚肉チップに加え、ネギ、高菜、紅生姜といった「九州豚骨」らしい具が並びます。ボリュームこそいつもより劣るものの、しっかり豚骨ラーメンに寄せた具となっており、「ペヤング」の本気が感じられました。

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麺は確かに細い!

 麺は湯戻し時間1分の細麺。確かにいつもより細い麺ですが、いつもの麺をそのまま細くしたような麺で縮れており、豚骨ラーメンのストレートな細麺を忠実に再現しているわけではありません。

 豚骨ラーメンらしさには欠けるものの、もし細麺な上にストレートだったら、いつもの「ペヤング」らしさが一切失われてしまうので、これくらいの再現性が「九州豚骨」らしさと「ペヤング」らしさを両立するのにちょうど良いのかもしれませんね。

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