『家事ヤロウ！！』木村拓哉が自宅のリアル飯レシピ公開も背後にチラつくアノお方

　4月12日放送の『家事ヤロウ！！』（テレビ朝日系）にスペシャルゲストとして登場した木村拓哉が、自宅リアル飯のレシピを大公開した。

　同番組は芸人のバカリズムとメイプル超合金・カズレーザー、KAT-TUN・中丸雄一の家事初心者3人が、狭く深くユルく家事を学んでいく内容である。昨年9月に木村を招いた放送回で「次回は、木村家のミートソース」と約束していたため木村は「口約束だけにしたくないので」と、リアル自宅レシピ紹介の第２弾になった経緯を明かした。

　昨年の第1弾放送後は、紹介した調味料などが続々在庫切れになるなど、大反響だったそうだ。実際に視聴者が真似をして作った写真がSNS上にアップされていたことを知った木村は「嬉しい」と感動していた。

　そして、今回は調子に乗ったスタッフが「ミートソースはわかってますよ。もちろん、やりますよ。他に5品！」と木村に要求してきたという。「何いってんの、この人。と思った」と心境を語るも木村は、白Tシャツにベスト、“PROFESSIONAL”とプリントされている黒いエプロンで強気の装い。終始落ち着いていて余裕が伺えるし、心なしか前回よりも日焼けも増している気もする。

　まず1品目は、家事初心者にも優しい3品でできる＜焼きしゃぶサラダ＞。材料は豚肉、もやし、レタスのたった3つだけ。

　レタスを切るのに、てこずるバカリズムに対し的確な指示を出したり、随時に木村目線のポイントを解説したりなど、微笑みながら調理するのを見守る姿は、なかなか自宅っぽさを醸し出している。

　サラダの味付けに「すごい好きで使っています。めちゃくちゃ美味しいです」と木村オススメの美濃特選味付ぽん酢を紹介した。

　次はひき肉の代わりに焼肉のカルビを使う＜ミートソース＞。なぜ、カルビ肉に辿り着いたかというと「自分がドラマのロケで、北海道にお邪魔したときに、番組のコーナーで21～22年間、料理を作るコーナーがあったんですよ『BISTRO SMAP』（フジテレビ系）っていって。そのレシピ本を全部揃えてくれているお店のシェフが、俺のミートソース食べてほしいってなって。そこで食べて以来、これ旨いなってなった」ときっかけを話した。

　フライパンで大胆にパスタを茹でたり、砂糖に比べカロリーが低いオリゴ糖で甘さを足したり、所々“キムタク”らしさが現れているが、一貫して初心者でもわかりやすい簡単な手順だ。

　そしてメインは＜押し寿司＞。

　押し寿司を作るときにしか活躍しない専用器具を今回は使わず、家にあるような保存容器で作るそう。

　こちらのポイントは、玄米とすし酢にリンゴ酢やてんさい糖でヘルシーに作る酢飯と、鶏肉の代わりにツナ缶で作る、そぼろ。

　ご飯が炊けるまでの間、好きな寿司ネタの話題になると、カズレーザーは穴子で、バカリズムはカニみそ、中丸は芽ネギと独特な回答が揃うなか「聞いちゃった俺が完全に事故ってる」と木村はおちゃらけながらも「アジです」と答えた。

　加えて「どんな能力でも1つだけ手に入るとしたら？」という質問には「サプリメント1錠で変われたら、語学力。めちゃくちゃ強いと思う！」と、木村は無邪気に話した。語学に堪能な娘２人を側でみている影響もありそうだ。

　大きめの押し寿司が出来上がると、玄米とツナのレイヤー、上に乗った細切り薄焼き卵の黄色も見栄えがいい。