NewDaysのおにぎりがすごいことになってる!「スゴおに」開発元に直撃
#コンビニ #おにぎり
考えていたのは“小学生男子”じゃなくまさかの……
そんなぶっ飛びアイディア満載の「スゴおに」だが、こうした企画案がどのようにして生み出されるのだろうか。
「実は特にそんなに面白いエピソードがあるわけではないんですよ。ネットを見ながら『これとこれを掛け合わせたら面白いかもしれないですね』と、社内で相談して決めています」
なんと、至って淡々と豚骨ラーメンとおにぎりの合体や、巻き寿司に巨大カツを突き刺すアイディアが生み出されていたとは……。ネット上では「開発者に小学生男子のマインドを持った人がいるはずだ!」といった声もあったのだが。
「私含めて、女性を中心にアイディアを出し合っているのですが、確かに商品から受けるイメージとは違うかもしれませんね(笑)。ですが、開発自体は当然真面目に考えています。変なことを考えればもっと変なこともできるのですが、根底には『美味しいものでなければ』というポリシーがありますので」
森さんは、商品を実際に製造する場面での苦労についても教えてくれた。
「『スゴおに』の商品は、多いものだとひとつのおにぎりに7個ぐらい具材を入れるのですが、製造に協力いただくメーカーさまたちにそうした企画を説明すると「え、7個も!?」とよく困惑されることはありました。ありがたいことに、毎回無理を言って製造してもらっています。ただ、NewDaysは大手のコンビニさんに比べるとまだまだ店舗数も少ないので、無茶なサイズのおにぎりでも頑張ればなんとか手作業で包装できるんです」
なんと、手作業で包装していたのか!!
「ラインに7個も具材乗せたら梱包できませんからね。ほぼ手作業で具材を乗せて、手作業で包んでいますよ」
最後に、森さんに「スゴおに」が目指す未来について伺おう。
「『スゴおに』は今年の6月にめでたく1周年を迎えるのですが、これからは男性だけでなく幅広い層に響く商品を目指したいです。確かに、幅広い層にウケつつインパクトを失わないようにするのは至難の業かもしれませんが、なんとか実現していきたいですね!」
これまで、衝撃的なアイディアで私たちを驚かせ、楽しませてくれた「スゴおに」シリーズ。2年目という新たなステージでも、きっとこれまで以上に「なんじゃこりゃ!」と思わずツッコんでしまうような商品を生み出してくれるはずだ。
(文=TND幽介〈A4studio〉)
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