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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 芸歴15年以上G-1グランプリ優勝は磁石!
お笑いライブの予算が全部で約1000万円!?

芸歴15年以上G-1グランプリ優勝は磁石!MCおぼんこぼん、審査員宮迫他で歌がASKAの豪華ぶり

芸歴15年以上G-1グランプリ優勝は磁石!MCおぼんこぼん、審査員宮迫他で歌がASKAの豪華ぶりの画像1

 芸歴15年以上の芸人さんなら誰でも参加できるお笑いの大会「G-1グランプリ」、第1回目の決勝が4月10日に烏山区民会館ホールで行われました。

 出演者はエルシャラカーニ、アモーン、だーりんず、流れ星☆、や団、TOKYO COOL、なすなかにし、三拍子、磁石、の9組です。MCのおぼん師匠から審査員の宮迫博之さんへ執拗な漫才協会への誘いがあり、宮迫さんが困るシーンなどもあり、トークも盛り上がり、大盛況となりました。

 まずは出場者への感想をレビューしてみましょう

 得点は1位491点、磁石、2位482点、流れ星☆、3位476点、だーりんず、4位475点、なすなかにし 、5位474点、や団、6位472点、TOKYO COOL、7位471点、三拍子、8位469点、エルシャラカーニ、9位450点、アモーン 。激戦の結果、優勝は磁石になりました。

賞レース決勝進出者だらけのハイレベルな決勝に!

芸歴15年以上G-1グランプリ優勝は磁石!MCおぼんこぼん、審査員宮迫他で歌がASKAの豪華ぶりの画像2

 1番バッターは「エルシャラカーニ」。THE MANZAI2011、2012、2年連続決勝進出した実力を持つコンビの隙のない漫才が炸裂、1番目と思えない盛り上がりでした。

 2番バッターは「だーりんず」。キングオブコント2016、2018で決勝に勝ち進んだ実力派、今回見せたカツラを気にしながら銃撃戦を展開する刑事(デカ)の表現は、海外でも通用しそうなわかりやすい笑いで拍手喝采を浴びていました。

 3番バッターは「TOKYO COOL」。最近『ネタパレ』(フジテレビ系)『にちようチャップリン』(テレビ東京系)などのネタ番組でも見かける事が増えてきた2人。切れのある“ひょうきん”漫才となりました。

 4番バッター「磁石」。THE MANZAI2011、2012、2014、と決勝に勝ち進み、『爆笑!オンエアバトル』(NHK)などでも見せた漫才への安定感には定評があるコンビです。なにひとつ外すことなく走り切ったのは、笑いの神がほほ笑んだとしか思えない内容でした。

 5番バッター「三拍子」。THE MANZAI2014に決勝進出し、ここは今までの三拍子とは変えてきて新しい漫才のスタイル・歌漫才で賭けに出ました。会場は盛り上がったのですが、今回はそれが結果に繋がらりませんでした……。それでも、こういう挑戦的なところがカッコよかったです。

 6番バッター「や団」。ここもライブシーンでは評価の高いトリオコン。2011、2019、2020とSMAホープ大賞で3回の優勝経験があります。コントではドッキリの凶器性と見せ方の工夫で、会場を爆笑の渦へといざないました。

 7番バッター「アモーン」。最強漫才師というスタイルで滑稽な見せ方で笑いをとる、また新しい漫才で人間の魅力にもハマってしまいます。どつき漫才の要素も含まれており、見応えがあります。

 8番バッター「なすなかにし」。2人の漫才はずっと面白いと言われており、この日もやっぱりものすごいうけていましたね。「優勝できなかった原因は?」と聞かれても答えられないぐらいの面白さでした。技術が高い。

 9番バッター「流れ星☆」。THE MANZAI2013で決勝へ進出しています。今までとスタイルを変え、お互いの気に入らないところを小学生のように言い合うという演出で爆笑をさらっていました。コンビ仲が悪く、そこもネタに取り入れおぼんこぼん師匠の顔色を伺うくだりも爆笑でした。お互いの人となりが出ている漫才は、流れ星の中では珍しいし新しくて、見応えもありました。

 以上、かなりの実力者たちが決勝に残り、どの出場者も爆笑をさらっていました。

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