トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > DAIGOの新料理番組が“育成ゲーム”っぽい

DAIGOの新料理番組、あまりの初心者ぶりに“育成ゲーム感覚”で楽しむ人続出!?

DAIGOの新料理番組、あまりの初心者ぶりに育成ゲーム感覚で楽しむ人続出!?の画像1
『DAIGOも台所~きょうの献立何にする?~』(テレビ朝日系)公式Twitter(@DAIGODaidokoro)より

 DAIGOが司会を務める料理番組『DAIGOも台所~きょうの献立何にする?~』(テレビ朝日系)が4月6日よりスタート。わずか数回の放送でネットユーザーの心を掴み、好スタートを切った。

『DAIGOも台所』は、月曜~金曜13時30分スタートの15分番組。同時間帯はこれまで金子信雄と上沼恵美子が長らく料理番組を続けた歴史ある枠だが、27年間続いた『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』が4月1日で最終回を迎え、その後をDAIGOが継いだ。DAIGOは超人気女優・北川景子を妻に持ち、“元首相の孫”というお坊ちゃまだが、料理の腕もなかなかのものだった。

「初回でトライしたのは『ジャガイモと玉ねぎのピリ辛炒め』というシンプルなメニューでしたが、DAIGOはじゃがいもの皮を剥く段階から不安げで、ピーラーを使うのもおっかなびっくり。じゃがいもを包丁で薄く切る様子はいかにも危なっかしく、見ているこちらがヒヤヒヤしました。調味料の分量を計るのに掛ける時間の長さもハンパではなく、どうやら料理は超初心者のようです」(テレビ情報誌記者)

 料理番組の出演者が必ずしも料理上手である必要はないが、視聴者はイライラしないのか──余計なお世話ながらそんな疑問も頭をよぎる。しかし初回放送後、ネットには

「DAIGOも台所面白いな! 初心者に優しいわー」
「料理に苦手意識がある私としては、 同じ目線な感じで、気持ち良く楽しく見られました」
「本当に初心者なDAIGOさんが材料切ったり計ったりして頑張ってて微笑ましいので今後とも見守りたいデス」

といった声が寄せられており、非常に好評だ。一口に「料理番組」といっても、その形態は様々。DAIGOはあの“レジェンド”の系譜を受け継ぐ存在になりそうだ。

「過去の人気料理番組を振り返ると、堺正章の『チューボーですよ』(TBS系)は、難しい料理に挑戦して出来栄えを採点するものでしたし、『料理の鉄人』(フジテレビ系)はプロの技を堪能するもの。つい先日終了した上沼恵美子の『おしゃべりクッキング』は、番組名どおり上沼の漫談のようなトークを楽しむものでした。現在放送中の『相葉マナブ』(テレビ朝日系)は、トップアイドルの料理姿を見られる場を提供して人気を博しています。

 ただ、今回のDAIGOのような“純粋な料理番組”が話題になることはめずらしく、これはおそらく速水もこみちの『MOCO’Sキッチン』(日本テレビ系『ZIP!』内の名物コーナー。2019年に終了)以来。もこみちはとにかくオリーブオイルをドボドボと使いまくり、1回でボトル1本を使い切った時には“神回”だとネットで大騒ぎになりました。『DAIGOも台所』の盛り上がりは、『MOCO’Sキッチン』を彷彿させるものがあります」(ネットニュース編集者)

 たどたどしく料理を作る姿が愛されるとは羨ましい限りだが、現場でもDAIGOの“愛され力”は抜群だという。

「竹下首相の孫という強烈な肩書と『マジっすか』『ガチで」といった若者口調のギャップ、さらにアルファベットを駆使した“DAI語”など、さまざまな武器を持つDAIGOですが、とにかく腰が低く、現場を盛り上げる努力も惜しまないので、タレントからも裏方からも悪い噂はまったく聞きません。北川景子と結婚してすっかり愛妻家のイメージですし、知名度も清潔感もあるのでCMも引っ張りだこ。好感度は芸能界でも最高レベルで、向かうところ敵なし状態です。

 新番組開始にあたっては『娘のお弁当を作りたい』と話しており、ゆくゆくは料理関係の仕事もバンバン入ってくるはず。祖父の竹下登氏の地盤を継いだ竹下亘氏が政界を引退したことで、政界入りを噂された時期もありましたが、芸能界の仕事は当分安泰でしょうから、その話はいったん消滅ですね」(週刊誌記者)

 これなら、妻も安心して女優業に勤しめそうだ。

木村之男(芸能記者、TVウォッチャー)

1972年生まれ、東京都出身。大学時代にライターとして活動し始め、出版社~編集プロダクションを経てフリーに。芸能・カルチャー・テレビ・広告業界などに精通する。趣味はテレビに映った場所を探し出して、そこに行くこと。

きむら

最終更新:2022/04/11 08:00
ページ上部へ戻る

配給映画