NHK=安いは認識違い!? 『鎌倉殿』の豪華キャストも納得な「ギャラのカラクリ」
#NHK #大河ドラマ #鎌倉殿の13人
4月3日に放送された小栗旬主演のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第13回が平均世帯視聴率12.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。初回の17.3%からは下り傾向となっているものの、依然として高水準をキープしている。
『鎌倉殿』は鎌倉幕府の第2代執権となった北条義時が主人公。人気脚本家の三谷幸喜氏が、源平合戦と鎌倉幕府が誕生する過程で繰り広げられる権力の座を巡るパワーゲームを「予想不能エンターテインメント」として描く。
主演の小栗が義時を演じ、源頼朝に大泉洋、北条政子に小池栄子、北条宗時に片岡愛之助、北条時政に坂東彌十郎を迎えたほか、山本耕史、新垣結衣、宮沢りえ、國村隼、中村獅童、西田敏行、松平健、鈴木京香、佐藤二朗、中川大志、菅田将暉、佐藤浩市など、さまざまな世代の主演級の俳優がこぞって登場している。
そんな彼らにとって、高視聴率以外にも大きなエネルギーを与えているのが、「ギャラ」だ。
「3月15日発売発売の『女性自身』(光文社)にて出演者のギャラランキングが報じられました。記事によると、俳優のギャラはキャリアやNHKに対するこれまでの貢献度が重視されるそう。そのため、小栗は主役にもかかわらずギャラは1本50万円で、鈴木京香、佐藤浩市と並んで3位とか。1位は、後白河法皇役の西田敏行で70万円。今作で大河ドラマは13作目、朝ドラなどNHKドラマへの出演は多数で、かつ歌手として『紅白歌合戦』に4度出場していることも大きく評価されているようです。同じく大河ドラマへの出演が多く、昨年の『紅白』を『マツケンサンバII』で盛り上げた“功労者”の松平健が60万円で2位。民放なら主演しかありえない新垣や菅田はそれぞれ30万円、20万円と破格の安さだといいます」(週刊誌記者)
小栗が民放で主演しようものなら150万円が相場だと言われている。これだけの豪華俳優が”安値”で、しかも長丁場の大河ドラマへの出演を断らないのには、「カラクリ」があるという。テレビ関係者が耳打ちする。
「1本あたりの価格だけ見ると『ギャラが安い』ように思われますが、実は出演者にはおいしい仕掛けがあるんです。『鎌倉殿』は総合テレビ以外にも、NHK BS4Kで2回、NHK BSプレミアムで1回、さらに再放送も総合テレビで1回、 BS4Kで1回あり、週6回放送されており、そのたびにギャラが“補填”される仕組みとなっています。DVDになった際には当然また別ギャラが入りますし、大河の主要キャストなら、実質的には民放ドラマとほとんど遜色のない金額になる人も多いんです。加えて制作費も潤沢でセットも豪華なのでいい作品が作れますし、若手など全国的な知名度の低い役者にとっては、民放ドラマでは縁がなかった中高年層を始め、全国へ顔と名前を売ることもできます。知名度を得ればCMの仕事も舞い込んでくる。実はメリットしかないのです」
今後、さらなる盛り上がりが期待できそうな『鎌倉殿』だが、ここにきて思わぬ角度から暗雲も立ち込めている。
「“爆弾男”として話題のYouTuber・東谷義和氏の暴露予告リストに主演の小栗旬の名前が挙がっているのです。明石家さんまがラジオ番組で明かしたところによれば、小栗はその暴露にかなりビビっていたとのこと。もしそこでヤバい話が飛び出したとしたら、大河ドラマに影響が出る可能性もありそうです」(前出・週刊誌記者)
小栗のNHK貢献度がマイナスにならければいいが……。
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