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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 悪役2人トラブル降板
今週の『金曜ロードショー』を楽しむための基礎知識④

『ファンタビ』怒涛の盛り上がりも悪役2人トラブル降板、そのうち見られなく?

 このように激しく盛り上がる作品同様、制作の裏側でもある意味盛り上がっている。悪役のグリンデルバルドを演じたジョニー・デップは元妻からDV被害を訴えられ、本人は否定するも英国の裁判で敗訴。ファンタスティック・ビーストシリーズを制作しているワーナー・ブラザースは敗訴を理由に、デップの降板を発表した。

 デップはかつて「もっとも稼いだハリウッド俳優」として上位にランキングするほどだったが、ここ数年は出演作が大コケしたりして人気が凋落。DV騒動の他にも私生活でのトラブルが相次ぎハリウッド大手からは干されているような状態で、『ファンタスティック・ビースト』シリーズへの出演は、復活の足掛かりだったのに残念な結果に。

 そしてデップに負けず劣らずの暴れっぷりを見せているのが、クリーデンス役のエズラ・ミラー。ミラーは先月末、滞在中のハワイのバーで興奮して騒ぎまくり、客と揉め事を起こして逮捕。滞在先の家の夫婦を罵倒して財布やパスポートを盗んだ疑いで、接近禁止命令を出された。この夫婦、逮捕された時に保釈金まで払ってくれたのに。

 過去に海外のバーでも興奮して騒動を起こしていたとされ、とんでもない暴れん坊だった様子。降板などは発表されていないがロンドンで行われたワールド・プレミアには参加していなかった。デップでダメなんだから、ミラーもこれを最後に降板か?

 しかし悪役二人がそろってトラブルって……悪いのは映画の中だけにしておいて!

しばりやトーマス(映画ライター)

関西を中心に活動するフリーの映画面白コメンテイター。どうでもいい時事ネタを収集する企画「地下ニュースグランプリ」主催。

Twitter:@sivariyathomas

しばりやとーます

最終更新:2022/04/08 18:00
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