海老蔵に吹き続ける逆風…市川團十郎白猿襲名控えて大打撃か
#市川海老蔵
コロナ禍の影響で、今年も13代目・市川團十郎白猿襲名公演の開催が絶望的な市川海老蔵。追い打ちをかけるよう、義姉の小林麻耶からブログで素顔や金銭トラブルなどを暴露され、窮地に陥っている。
「麻耶は、ブログや動画で矢継ぎ早に海老蔵を攻撃しましたが、そもそもの発端は、海老蔵が麻耶に対して、整体師の國光吟氏との離婚を公表しないほうがいいとアドバイスしておきながら、自身のブログで彼女の離婚をほのめかすような投稿をしたことです。実は海老蔵は、彼女が離婚する直前に、女性週刊誌で多重交際をキャッチされていた。そこで麻耶は、海老蔵が自身のスキャンダルを目立なくさせるため、自分を売ったと激怒したのです」(芸能ライター)
3月24日に発売された「女性セブン」が報じたのは、海老蔵がSNSでナンパをしては、まん延防止等重点措置期間中にもかかわらず、複数の女性との逢瀬を繰り返していた、というものだ。
「『女性セブン』は3月中旬にA子さんと日付が変わるまで外食していた現場をキャッチしていますが、それだけでなく、3月上旬にはB子さんとホテルで密会。さらに別の日にはC子さんともホテルで合流していたそうです。海老蔵は、昨年10月にも多重交際が報じられていますが、その時同様、今回も女性側はホテルで2万円を渡されと証言しています。まぁ、人気歌舞伎役者が2万円とはセコすぎますが……」(前出の芸能ライター)
この記事を読んだ麻耶は、自らのブログで海老蔵を糾弾。多重交際が海老蔵への不信感を増幅させたのか、さらには、闘病生活の末、亡くなった実妹で海老蔵の妻だった故・麻央さんに、「(海老蔵が)適切な治療を受けさせなかった」と告発した。
「麻央さんの闘病時、海老蔵は“献身的な夫”とみられていましたが、実際は麻央さんが苦しくて大変なときでも、病室には5秒いるのが精一杯だったようです」(スポーツ紙記者)
告発動画のなかで麻耶は、海老蔵が、病室に来たものの、「え、何をすればいいの?ちょっといられないんだけど。帰るわ」と言い残して本当に帰っていったことや、打ち合わせと称して京都・祇園で芸鼓遊びをしていたことなどを暴露。
さらに、麻央さんの治療方針をめぐり、海老蔵が標準治療を受けさせず、自ら親交のある気功師に治療を依頼。その謝礼として、結局、小林家側で合計3億6000万円(後に3億7000万円と訂正)ものお金を支払わされたものの、麻央さんの症状は改善せず、その後、支払金も未返却であることを告発した。
「その気功師とは誰なのか、さっそく犯人探しが始まってますよ。金銭問題といえば、海老蔵は16年に海外公演のためと称して、麻耶から9000万円の金を借りたそうですが、そちらもいまだに返していないそうです。これらのトラブルについて、海老蔵サイドは沈黙したまま。麻耶は、両親とも絶縁し、精神状態が不安視されていますが、少なくとも金銭問題は事実との見方が強く、このままでは、海老蔵は歌舞伎役者としての信用を失いますよ」(梨園関係者)
借金があっても、“30億円興業”になるとも言われる團十郎襲名公演が実施されれば、興行で返済できそうなものだが、松竹関係者は「それには、松竹との関係を修復しないと難しい」と語る。
海老蔵の市川團十郎襲名興業は、当初、2020年5月~7月に歌舞伎座で予定されていた。ところが、コロナ禍で延期が続くなか、海老蔵と松竹との関係が悪化したという。
「コロナ禍で歌舞伎座は2020年2月末から公演を一時中止しました。同年8月には再開されましたが、客数が半分に制限されたこともあり、松竹はスタッフや演者に“満席になるまで、我慢してほしい”とギャラの大幅ダウンをお願いしたのです。ところが、大御所らが受け入れたにもかかわらず、海老蔵はこれを拒否。結局、歌舞伎座に海老蔵が出演したのは2年間でわずか1カ月。新作歌舞伎に没頭しているんですよ」(演劇ライター)
海老蔵と新作歌舞伎といえば、今年の初めに、キングコングの西野亮廣が手掛けた絵本『えんとつ町のプペル』を歌舞伎化した舞台を上演。その際、制作から松竹を外したことで関係がさらに悪化したと言われている。
「『プペル』は、マスコミでかなりの話題になったにもかかわらず、空席が目立った。これも松竹を外した影響でしょう。それでも、3月18日からは『六本木歌舞伎2022ハナゾチル』を予定。新作ばかりに力を入れる海老蔵に対して、歌舞伎関係者からは“伝統芸を磨いて行こうという姿勢が見られない”と批判の声が上がっていましたが、結局、コロナ陽性者を出して中止となりました」」(前出の演劇ライター)
次の舞台は、5月の「團菊祭五月大歌舞伎」第2部における、歌舞伎十八番「暫」(東京・歌舞伎座)となる。
「團十郎襲名興業を行うためには、松竹との関係を修復して、3年ぶりに上演されるこの『團菊祭大歌舞伎』を成功させることでしょう」(前出の演劇ライター)
大事な時期に、SNSナンパなどにうつつを抜かしている場合ではなさそうだ。
(文=本多 圭)
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