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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 秋篠宮ご夫妻に"異変”?

秋篠宮ご夫妻に“異変” 小室圭さん、眞子さんのご結婚が残していったしこり

小林麻耶“告発”の真偽と海老蔵がハマった民間治療

 今週の第1位は、先週、市川海老蔵(44)がSNSを駆使して「女漁り」に励んでいるという女性セブンの記事に続いて、海老蔵についての記事である。

 今週は、海老蔵の義理の姉である小林麻耶(42)が、海老蔵の行状についての“告発”をブログやYouTubeなどで繰り返していると、新潮と文春が報じている。

 麻耶が夫の国光に洗脳されている云々は、ここでは省く。デイリー新潮(03月31日)から海老蔵告発の真意を紹介してみよう。

「27日には、一部芸能界を震撼させているガーシーこと東谷義和氏と“コラボ”し、海老蔵の妻で妹の故・小林麻央さん(享年34)や金銭に関する暴露を行った。麻耶をめぐっては元夫・國光吟氏(28日に再婚を発表)による洗脳を疑う声も根強いが、『少なくとも2つのことについては事実と思われる』と関係者は打ち明ける」

 これまで麻耶が海老蔵について語ってきたことの大要は以下の通りだという。

「麻央さんが乳がんで闘病中、海老蔵は病室に5秒いるのが精いっぱいだった。『え、何すればいいの。いられないんだけど。帰るわ』と言った(文春によると、海老蔵は競馬新聞を広げて読んでばかりいたという)」

「麻央さんが亡くなった当日、海老蔵は彼女たちの両親もいるところで『こんなに高いマンション借りたばっかりなのに』とカネのことを気にするように話した」

「がんになった当初、麻央さんは標準治療を選んだが、海老蔵が詐欺師の気功師を勧め、その治療を選んでしまった。亡くなる直前に麻央さんは『やめたい』と繰り返していたが、やめさせてもらえなかった」

「海老蔵の中東での歌舞伎公演を実現させたのも、その詐欺師の気功師。麻央さん、麻耶、そして母親が計3億6000万円を渡したが、ダマし取られた。現在、訴訟の準備中だという」

「少なくとも2つのことについては事実と思われる」と打ち明ける関係者はこういう。

「1つめは、詐欺師かどうかについては何とも言えませんが、海老蔵が気功にハマって民間治療に走ったのは事実だと思います」

 麻央が亡くなったのは2017年6月22日だが、きっかけは2014年2月に人間ドックで左乳房に「しこり」が見つかったことだった。デイリー新潮によれば、「要精査」の判断が下り、然るべき病院Aで診察を受けたところ腫瘍が認識された。再検査を勧められたものの、それを受けたのは約8カ月後だったという。

 その際にリンパ節への転移がわかったが、すぐに治療に取りかかれば5年生存率はかなり高く、病院側からは標準治療(一般的ながんの治療)を勧められた。しかし、麻央さん側は首を縦に振らなかったとされる。

 その後、2016年6月9日にスポーツ報知が《小林麻央、進行性がんで極秘入院》とスクープし、これを受けた会見で海老蔵が乳がんだと認めるのだが、前出の関係者は次のように明かす。

「この間、海老蔵さんのつてで、気功に頼っていたと言います。いわゆる標準治療は全くしていなかったようです」

 気功は免疫力を高めてがんの増殖を抑え込むことを標榜するものだが、そんなことがあるはずもない。

 スポーツ報知がスクープする少し前から小林家側は「このままでは本当に危ないのではないか」との危機感を高め、麻央さんを然るべき病院Bに入院させるが、ここでも治療はうまく進まなかった。

 そこからさらに頼ったのが、王貞治氏の胃がん手術の主治医も務めた、慶応大医学部卒でこの分野の重鎮・山王病院名誉院長の北島政樹氏だったそうだ。

 だが、麻央さんの病状は既に手遅れの状態になっており、「がんと付き合っていく」フェーズにあった。それでもきちんと治療をするという前提で彼女を引き受けるようにと、北島氏は転院する慶応病院の現場へ指示したと見られる。

 慶応病院での治療は根治ではなくQOL(生活の質)を高めるためのものだった。ちょうどその後から真央はブログを書き始めたという。

《あのとき、/もっと自分の身体を大切にすればよかった/あのとき、/もうひとつ病院に行けばよかった/あのとき、/信じなければよかった》(2016年9月4日)

「これまで噂にとどまっていた部分が、今回の麻耶さんの話とつながったように思います。この件は洗脳などではなく、事実だと感じます」(同・関係者)

 他方、もう1つについては?

「麻耶さんが明確に言っているわけではないですが、姪の麗禾ちゃんや甥の勸玄くんの写真を自身のブログで使用できなくなったなど、その関係を海老蔵さんによって引き裂かれたとのことを示唆しています。実は2人の面倒を見ているのは、麻耶さんと麻央さんの母親、海老蔵にとっては義母なんです」(同)

 さらに関係者は、

「海老蔵さんが『こんな高いマンションを借りたのに』と愚痴ったとされるマンションで一家は暮らしているのですが、そこに義母も同居して麗禾ちゃんや勸玄くんの世話をしています。海老蔵さんの母親(堀越希実子さん)はどういうわけか、“孫育て”に一切タッチしていないと言います」

 海老蔵は、二人の子どもの教育に熱心なシングルファーザーとしての印象が強いが、

「当事者である小林家としては、海老蔵さんのSNSでの発信には違和感があったはずです。実質的に支えているのは小林家なのだから、もう少し思いやりのある言動があってもよいのではないかという気持ちでいたのではないでしょうか。不満がなければ家庭内のことを敢えて世の中に訴え出る必要はないわけで、堪忍袋の緒が切れたと言えるのかもしれません」(同)

 天下の二枚目も、私生活では、とんだ三枚目なのかもしれない。(文中敬称略)

元木昌彦(編集者)

「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"。

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もときまさひこ

最終更新:2022/07/06 13:57
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