秋篠宮ご夫妻に“異変” 小室圭さん、眞子さんのご結婚が残していったしこり
#週刊誌スクープ大賞
今週の注目記事・第1位「『復讐の鬼 小林麻耶』に『海老蔵』家族の修羅」(『週刊新潮』4/7日号)、「小林麻耶『暴露』全内幕」(『週刊文春』4/7号)
同・第2位「私は木下ほうかにレイプされた」(『週刊文春』4/7号)
同・第3位「早大女性准教授が“性行為強要”で男子学生に訴えられた」(『週刊文春』4/7号)
同・第4位「迫り来る3大天災に政治はどう向き合うのか」(『サンデー毎日』4/10日号)
同・第5位「140年ぶり『成人年齢引き下げ』で問われる『18歳』の責任」(『週刊新潮』4/7日号)
同・第6位「敗滅のプーチン」(『週刊新潮』4/7日号)「プーチンを消せ」(『週刊文春』4/7号)
同・第7位「分断されたロシア国民の本音」(『ニューズウィーク日本版』4/5日号)
同・第8位「『秋篠宮・紀子さま』500キロ冷たい車内」(『週刊新潮』4/7日号)
同・第9位「検証 コロナはもう大丈夫なのか」(『週刊文春』4/7号)
同・第10位「新聞が書けない新庄日ハム『絶対最下位』これだけの理由」(『週刊文春』4/7号)
同・第11位「160キロ台連発でも『佐々木朗希』母校の恩師が贈る言葉」(『週刊新潮』4/7日号)
同・第12位「『9月末までに』ドコモショップ“最後通牒”の凄い中身」(『週刊文春』4/7号)
同・第13位「祝!『ドライブ・マイ・カー』」(『週刊文春』4/7号)
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今週は現代とポストがお休み。
まずはアカデミー賞の話題から。
今年のアカデミー賞はハプニングと想定外の連続だった。『ドリームプラン』で主演男優賞を受賞したウイル・スミスが、司会者が彼の妻の病をジョークにしたことに激怒し、ステージへ上がり彼を平手打ちするというハプニングには、賛否が巻き起こった。
今回のアカデミー賞は、ロシアのウクライナ侵攻に対して「非難する」という訴えをしていたため、主演男優賞のスミスが、暴力を振るったことに厳しい声が多かった。
スミスは、アカデミー賞会員から脱退することになったが、私は、スミスが白人だったら、ここまで批判が集中したのだろうかと、疑問に思っている。
世界中で何億という人間が見ている前で、病で苦しんでいる妻のことをジョークにされたのだ。怒らないほうがおかしい。
ウイル・スミスは好感度のいい俳優だ。今回の暴力行為がマイナスになるかもしれないが、彼の演技力は余人に代えがたいから、映画への露出が減ることはないだろう。
10作品ノミネートという「作品賞」は『コーダ あいのうた』に。フランス映画『エール!』の焼き直しに与えられたことにも驚きがあった。
『コーダ』はまだ観ていないが、『エール!』は観ている。
「フランスの田舎町。酪農を営むベリエ家は、高校生のポーラ以外、父も母も弟も全員耳が聴こえない。美しく陽気な母、熱血漢な父とおませな弟。一家の合い言葉は、“家族はひとつ”。オープンで明るく、仲のいい家族だ。ある日、ポーラの歌声を聴いた音楽教師はその才能を見出し、パリの音楽学校のオーディションを受けることを勧める。夢に胸をふくらませるポーラだったが、彼女の歌声を聴くことができない家族は、彼女の才能を信じることもできず、もちろん大反対。夢に向って羽ばたいてみたい、だけど私がいなくなったら…と、ポーラは悩んだ末に、夢を諦める決意をするのだが……」(Amazonプライムビデオより)
爽やかに泣ける映画だが、アカデミー賞作品賞というと、やや首を傾げざるを得ない。
『ドライブ・マイ・カー』はやはり作品賞にノミネートされ、日本映画界悲願の受賞かと、日本のメディアはごますり予測をぶち上げていたが、私の予想通り、国際長編映画賞という「定位置」でしかなかった。
長すぎる、アメリカ人には難しいなどという「瑕疵」はあるが、私は、この映画が作品賞のレベルにはなかったというのが、一番の理由だったと考えている。
作品賞を獲った韓国映画『パラサイト』は、後半の血みどろシーンには疑問はつくものの、韓国社会が抱えている貧困問題に切り込み、韓国の今を切り取って見せた。
残念ながら『ドライブ』にはそれがない。普遍的だがあまりにも日本的すぎた。今後に期待しよう。
文春によれば、西島秀俊が演じている演出家を送り迎えする名ドライバー役の三浦透子(25)は、オーディションのときに運転免許証を持っていなかったそうだ。
猛特訓したそうだが、画面で見る限りは、手慣れた運転という感じが出ていた。寡黙な女性から一転して、激しい女に様変わりするが、今時めずらしい“狂気”を感じさせる女優である。この映画最大の収穫ではないか。
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