サーティワンで最もお得はナッツ系!具材ゴロゴロで高コスパ、社員が明かす裏話
#ジョブチューン #サーティワン
4月2日放送の『ジョブチューン~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(TBS系)では、番組の着ぐるみキャラクター“キニシスギくん”が、気になる疑問を引っ提げ、サーティワンアイスクリームへ企業訪問した。
「1945年アメリカのカリフォルニア州で誕生してから、世界最大のアイスクリームパーラーチェーンになったサーティーワン。1974年には東京で日本1号店がオープンし、現在、日本国内だけでも1238店舗を展開しています。実は日本で親しまれているサーティワンの名称は海外では通じず、創業者の名前“バスキン・ロビンス”として知られています。競合他社のコールドストーンクリーマリーが昨年、コンビニスイーツの賑わいやコロナの影響で、日本国内の店舗をほとんど閉店させるなど陰りをみせる一方で、サーティワンも数年前には業績が伸び悩んでいた時期もありましたが、現在は絶好調なんです。アメリカンなアイス店を日本に根付かせ、革命的なチョコミントアイスや、口の中でパチパチと弾けるポッピングシャワーなど個性的なフレーバーを広めるなど功績を残しています」(フードライター)
日本の本社へ着き、キニシスギくんが視聴者の声を代弁し用意した質問に、社長が直々に答えた。
まずは押さえておきたいポイント「1番美味しいオススメのアイスクリームって何?」という問いには「たくさんのフレーバーがあるから、なかなかこれだとはいえないけど、1番人気はポッピングシャワーです」と、14年連続で売り上げナンバーワンである一品を紹介した。
社長と別れ実店舗に移り、オススメに関する耳より情報が。イチオシなアイスクリームの見つけ方は、ディスプレイされているケースの中をよく見ることだとか。
実は毎月の新商品だけ、アイスクリームのケースの色が違う。また、人気の商品は必然的に店員がすくう回数も増えるため、作業がしやすいように店員側に設置され、また、お客さんから目に着きやすい順路のはじめにが並ぶことが多いという。
そして、大きな声では聞きにくいけど、ちょっと気になる「食べて得するアイスクリームは?」という際どい質問にも「中に入っている具材が大きめのナッツやチーズケーキなどが入っているアイスクリームは、原価が高くお得かなと思います」と店長さんが教えてくれた。
続けて、これまた「儲けを出すために、アイスクリームの量を少なくごまかしてない?」という攻めた質問には「しっかりと同じ量になるように、トレーニングをしているんです」と本社内にあるトレーニングセンターに場所を移す。
そこでは、インストラクターと新人スタッフが並び、アイスクリームをすくう“スクープの素振り”をしている。
なぜならスクープはかなり重要で、容器からアイスクリームをすくった際に、表面が均等にならずデコボコした状態のまま保存すると、食感にムラができ、味に影響が出るため、なるべく均等に残量を減らすのが腕の見せ所だという。
目の前で綺麗にアイスクリームをすくってくれるパフォーマンスは、注文した側の気持ちが高揚するだけでなく、品質を保つためにも必要だったようだ。でも、手作業だからこそ、歪になってしまったり、適当になることもあるような……。
ここで、これまで1000人を指導してきたインストラクターがすくった2つのアイスを天秤に乗せるチャレンジをすると、なんとお見事! 重さはぴったり釣り合っていた。
最後に本社内の研究室へ移動し「一般的なアイスクリームと何が違う?」という質問に、マーケティング部の社員が対応した。
サーティワンの強みは「小さいパッケージの中で設計するのではなく、大きな容器でつくることができるんです。ですので、マシュマロやナッツなどの具材をそのままの大きさで入れることができるんですよ」と、これまで1300種類に上るフレーバーを世界中で提供してきたからこその回答だった。
お店でカラフルなアイスクリームが並ぶケースと睨めっこし、好きな味を選び、家に帰ってドライアイスを処理しながら頂くあの特別感。日本で馴染み48年も愛されるサーティワンは、独自の強みを武器に、これからも私たちにワクワクを届けてくれることだろう。
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