『報ステ』富川悠太アナがテレ朝の冷遇に“逆三行半”!? 寂しさ漂ったラストのあいさつシーン
#テレビ朝日 #トヨタ #報道ステーション #富川悠太
テレビ朝日系『報道ステーション』に18年間携わった看板アナウンサー・富川悠太アナが、3月25日の出演をもって降板し、同31日付でテレビ朝日を退社した。富川アナはトヨタに再就職することを、同局の早河洋会長が明らかにしている。
「それにしても、同局の富川アナへの冷遇ぶりは気の毒なほどでした。富川アナはコロナ禍初期の2020年4月、発熱など体調不良があったものの、報告せぬまま無理を押して出演を続けていた。ですがその後、新型コロナウイルスの感染が判明。同時期にスタッフから4人の陽性者が出て『報ステ』は大混乱。濃厚接触者となった全キャスター、スタッフが2週間、自宅待機せざるを得ない非常事態に陥るというハプニングがありました」(ネットニュース記者)
報告を怠った富川アナにも落ち度はあるが、コロナ感染はやむを得ないことだし、ましてや犯罪でもなんでもない。だが、テレ朝上層部は激怒し、富川アナが回復しても、長く自宅待機の状態を強いていた。さらには、週刊誌がタイミングを図ったように富川アナの妻による子どもへのDV疑惑を報じ、さらなるイメージダウンは免れなかった。
結局、富川アナの『報ステ』復帰には実に2カ月近くを要した。その後、富川アナは週4日から週2日の出演に減らされ、フィールドキャスター(現場リポーター)兼務に。
そして、追い打ちをかけたのは、同年10月に『報ステ』が大越健介氏をメインキャスターに抜擢したことだった。大越キャスターは月~木曜を担当し、その影響もあって富川アナは金曜のみの出演に減らされてしまった。
「富川アナも復帰当初は甘んじて受け入れていたようですが、あまりの冷遇ぶりに不満を抱えていたのでは。このままテレ朝にいても、他部署に異動させられる可能性すらあると判断したのかもしれません。転職先はあのトヨタですし、待遇はテレ朝と同等かそれ以上でしょう。富川アナがテレ朝に逆三行半を突きつけた格好です」(スポーツ紙記者)
富川アナは『報ステ』でリポーターとして全国を飛び回り、古舘伊知郎アナが降板した16年4月にMCに昇格。古舘体制時代と変わらぬ高視聴率をキープした、紛れもない“功労者”であった。にも関わらず、最終出演日のエンディングで富川アナの視聴者へのあいさつこそ行われたものの、共演者からねぎらいの花束贈呈もなく、寂しい印象を残した。
富川アナ本人が「これからもニュースの現場に立ちます」とコメントしていることから、トヨタでは自社メディア「トヨタイムズ」になんらかの形で関わるのが濃厚。まさに捲土重来、古巣を見返すような活躍を期待したいものだ。
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