「“最強”どん兵衛」 VS「“でか盛り”赤いきつねと緑のたぬき」春の陣!和風カップ麺の覇権争い勃発
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こちらも「最強」コシ!喉越し!日清食品「日清の最強どん兵衛 かき揚げそば」
続いては、日清食品の「日清の最強どん兵衛 かき揚げそば」248円(税別)。「きつねうどん」と同時に発売された、こちらも「最強」を謳う「かき揚げそば」です。
「厚さアップ」の「サクサク旨い鬼かき揚げ」、「華やぐ香り」の「6種の合わせだし」、「麺の弾力、のどごし」の「新太そば」、そして「浅草 やげん堀」の「特製七味唐辛子」によって、こちらも「このどん兵衛 すべてが主役」と謳っています。
「どん兵衛」のおそばも、過去には主役級の具である「天ぷら」、「お揚げ」、そして「蒸し鶏」を「全部のせ」た「どリッチ」や、1mもの長さの麺を売りにした「長寿祈願そば」が出ていました。さっき学んだのでもう「最強」なのは疑いませんが、どう「最強」なのかは気になるところです。
こちらも6種のだしを使った濃い醤油色のつゆ。いつも通りかつおが主体で、さば節のやや苦味を伴ったキレも感じられ、いつものつゆよりだしの香りが豊か。だしのキレと醤油味の強さによって、輪郭がハッキリした味となっています。「きつねうどん」は関西風だったのに対し、こちらはバリバリの「関東風」です。
麺はいつもの「天ぷらそば」よりひとまわり太いストレート麺で、パッケージでは「新太そば」と説明されています。太いのはもちろんですが、太さ以上にコシの強さと喉越しの良さが光っており、油揚げ麺なのにそれを感じさせない中身の詰まった食感でした。
この食感はぶっちぎりの存在感で、ついにカップそばの進化もここまできたかと驚いてしまいました。ノンフライ麺ではこれまでにもカップ麺離れしたおそばはありましたが、油揚げ麺でこんな衝撃的な食感は初めてでした。
通常の「天ぷらそば」は小えび天ですが、今回は「どん兵衛 かき揚げうどん」で使われている「かき揚げ」の厚みをアップさせたものが入っています。あとのせタイプのサクサク食感で、たくさん入った玉ねぎで甘いのが特徴。「どん兵衛 かき揚げうどん」は本当おいしいんですよね。
今回も「かき揚げ」の甘さが全開ですごくおいしいのですが、つゆに浸す時間が長くなってくると思いのほか玉ねぎの甘みがつゆに溶け出してしまい、せっかくのだしの風味が阻害されてしまいます。「かき揚げ」をつゆに入れてからは短期決戦で食べ切るのをおすすめしたいです。
こちらも日本三大七味のひとつとされる、東京・浅草「やげん堀」の「特製七味唐辛子」が使われています。同時発売の2品が違う老舗の七味を使うのはすごくリッチですね。「やげん堀」ならではのキリッとした辛味が、だしのキレをさらに鋭くしていました。
「きつねうどん」に比べると、必ずしも「最強どん兵衛」の座が盤石とは言えないように感じましたが、麺のコシと喉越しは圧倒的で、これだけで食べる価値があるでしょう。
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