岡田健史、主演映画の舞台挨拶欠席の怪…スウィートパワーとの“和解”は“飼い殺し”の意味だった?
#映画 #阿部サダヲ #スウィートパワー #岡田健史
阿部サダヲと岡田健史がダブル主演を務める映画『死刑にいたる病』が5月6日に公開される。櫛木理宇の同名サスペンス小説を原作とするこの作品で、阿部は史上最悪と呼ばれる殺人事件を起こしたシリアルキラー・榛村大和を、岡田はその榛村から手紙を受け取った大学生・筧井雅也を演じる。監督は、『凶悪』や『孤狼の血』シリーズを手掛けた白石和彌氏だ。
全国公開に先駆けて4月12日から、出演者や監督が登壇する完成披露上映会が東京(12日)、大阪(15日)、名古屋(16日)で開催されるが、その登壇者について不穏な空気が流れている。
12日の東京での上映会では、主演の阿部サダヲのほか、岩田剛典、中山美穂、音尾琢真らの出演者と白石和彌監督が登壇。大阪と名古屋では阿部と白石監督の2人が登壇する予定となっている。つまり、ダブル主演のひとりである岡田健史は、いずれの上映会にもなぜか出席する予定がないのだ。
「岡田にとっては代表作となりそうな大きな主演作なのに、完成披露上映会に出席しないというのは異例です。東京の上映会では取材陣も多く駆けつけるだろうし、作品の宣伝的にも微妙ですよね……」(映画関係者)
昨年、所属事務所スウィートパワーを相手に契約解除を求めて、仮処分の申し立てをした岡田。同年8月31日付で和解が成立し、2023年3月末の契約満了まで同事務所所属のまま活動を続け、その後は契約更改をしないことで双方が合意した。
「一応、岡田は2023年3月いっぱいまでスウィートパワーの所属俳優として活動するということですが、事実上“活動休止状態”です。『死刑にいたる病』への出演は、契約問題で揉める前にスウィートパワーが取ってきた仕事なので、そこはちゃんと取り組むものの、プロモーション活動は、また別の話ということなのかもしれない。制作サイドからすると、宣伝も含めて主演の仕事ですから、上映会には出席してほしかったと思いますけどね。ただ、記者会見でマスコミ側から契約問題に関する質問が出たら、スウィートパワーとしても都合が悪い部分もあるでしょうし、そのあたりがネックになった可能性も否定できません」(芸能記者)
この事態に大きな不満を抱いているのが、岡田のファンだ。
「契約問題があって露出が一気に減り、今後の活動も不透明になっているなか、岡田のファンはものすごく不安でしょう。ネット上でも、上映会に出席しないことに対するブーイングの声も上がっている。それこそ、岡田がスウィートパワーに“飼い殺しされているのではないか”とも言われています」(同)
岡田は2023年3月までスウィートパワーの所属となるわけだが、これからの1年間はどうなるのだろうか。
「岡田本人としても、もう一切スウィートパワーと仕事をしたくないという思いが強いのでしょう。本人の意向もあっての“休業状態”とも言われています。つまり実質、“契約満了まで岡田が働くこと”ではなく、“2023年まで休業状態になること”が条件で手打ちになった形。正直制作サイドとしても、岡田を使いたくても、1年後に独立することが決定している状態でスウィートパワーにオファーするのは難しい。マネジメントが変わるとなれば、後々トラブルになる可能性もありますし、“オファーするなら独立後に”と考えるのが自然です。ただ、今作は重要な主演作でもありますし、岡田も舞台挨拶には出たいと思っていたと見るほうが自然なのですが……」(前出・映画関係者)
2023年3月まで、岡田健史はどのような活動をするのか、あるいは本当に休業状態となってしまうのか。ファンにとっては、つらい1年間となりそうだ。
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