吉本興業、ワタナベエンタだけじゃない! あの“意外な芸人”が好演技で俳優業ブレイク間近?
#吉本興業 #ワタナベエンターテインメント #マセキ芸能社
コントなどで芝居することも多い芸人は、声量や演技力もあり、ドラマや映画に起用すると話題性も高いので重宝されている存在だ。過去にもダウンタウンの浜田雅功など、多くの芸人が俳優業に進出してきたが、現在の“ブレイク候補”には意外な芸人の名前が挙がっているようだ。
「芸人をドラマに起用すると、取材や記者会見で面白くトーク展開してくれるので使いやすいんです。芸人が出演するテレビやラジオなどで宣伝してくれるのも助かります。現場での雰囲気作りにも協力してくれるので、最近では中堅芸人を積極的に俳優として起用するドラマが多くなっています。これまでは主に吉本興業の芸人が目立っていましたが、最近ではさまざまなお笑い関連事務所が所属芸人のドラマへの売り込みを熱心に行っています」(民放関係者)
お笑いトリオ・ネプチューンの原田泰造といえば、お笑い芸人の俳優業進出のパイオニアのひとりだ。
「原田は大河ドラマや朝ドラで人気となり、NHKが特に好んで使う芸人です。原田のツテを使って、同じくワタナベエンターテインメント所属のお笑いトリオ・我が家の坪倉由幸も俳優としてブレイクし始めている。先日最終回を迎えた『ムチャブリ!』(日テレ系)をはじめ民放ドラマに継続的に出演していますし、現在放送中の『鎌倉殿の13人』ではとうとうNHK大河ドラマに抜擢。好演技が注目されています。坪倉自身も、今後は我が家としての活動よりも俳優業をメインにしたいとの意向だそうです」(民放関係者)
“原田効果”は凄まじく、坪倉だけに限らず、所属事務所の後輩芸人に次々と俳優としての仕事が舞い込んでいるという。
「コントに定評があるお笑いトリオ・ハナコの岡部大は若手の注目株として、今後事務所がお笑いと並行して俳優の仕事を増やしていくそうです。4月から放送開始となる『しろめし修行僧』(テレビ東京系)では、主演の米田たくあんを担当。このドラマの評判次第では、原田と同様に俳優として大ブレイクする可能性があります。また、“第7世代”として知名度を得た若手芸人の四千頭身も、それぞれを俳優として売り出すプランがあるという。原田のおかげで、ワタナベ系の芸人が俳優としてブレイクすることが多くなっています」(民放関係者)
そんな中で、意外な(?)芸人が俳優として注目を浴びているという。
「マセキ芸能社所属のお笑いコンビ・三四郎の相田周二です。個性的な相方の小宮浩信の影に隠れている印象もある相田ですが、最近では新たな才能を開花させています。相田はオールナイトニッポンの55周年を記念したオンライン公演『あの夜を覚えてる』に出演していますが、その演技が視聴者はもちろん、関係者からも絶賛を受けている。番組プロデューサー役を担当している相田ですが、独特の雰囲気を持ち、千葉雄大や高橋ひかるなど本業の役者とも遜色ない演技と存在感を見せています。『あの夜を覚えてる』はニッポン放送内でオンラインの演劇を生配信で行なうというチャレンジングな企画なのですが、相田はトラブルを起こすことなくしっかりと演技しています」(民放関係者)
事務所も相田を俳優として売り出す予定のようだ。
「なんともいえない独特な雰囲気の芝居ができる相田は、板尾創路のような俳優になれると絶賛されています。昨年にはドラマ『コタローは1人暮らし』(テレビ朝日系)のスピンオフドラマにも出演していましたが、本人も演技にやる気を見せているようで、今後は俳優の仕事が急激に増えることが予想されます。事務所もドラマや映画に必死の営業をかけているようです」(民放関係者)
旬の芸人がドラマにブチ込まれることは“あるある”だが、俳優業が定着するのは本当に役者の素質がある者だけ。三四郎の相田も、演技派芸人のひとりに名を連ねるかも知れない。
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