ネット上では酷評の嵐も…伊藤英明がクソゲーのCMに出演する裏事情
#伊藤英明
『海猿』、『悪の教典』、また現在公開中の『KAPPEI』と俳優として一流の活躍を見せる俳優・伊藤英明。彼にとって代表的なテレビCMは、ロート製薬のボディーソープ「デオウ」。上半身裸で官能的な表情を浮かべるこのCMは今年で起用10周年を迎えた。
一度見たら忘れられない印象的なCMとはいえ、伊藤が現在契約中のテレビCMは現在この商品のひとつだけ。知名度と比して少なすぎる気がするが……。
「伊藤のCM俳優としての旬は2012年ごろ。キリンビールやコカ・コーラ、花王など名だたるブランドと契約を結んでいました。しかし14年の『FRIDAY』(講談社)が報じた『ハワイ3P写真流出』事件を期に、メーカーからの信用は失墜。現在は“演技派俳優”として地位を獲得していますが、クリーンさを気にするナショナルブランドからはいまだに距離を置かれている、という状況です」(広告代理店関係者)
かつてのスキャンダルがいまも尾を引いているようだ。ただし、伊藤がCMに起用されづらいのは他にも原因があるようで。
「日本の広告業界では、一にも二にも『まずはジャニーズ』という風潮があります。ファン層が目に見えるので、消費行動も想定しやすい。その上でジャニーズ以外の俳優を起用する場合は、大河ドラマや朝ドラの主役級へオファーがいく、という流れになります。堺雅人や長谷川博己などがその例です。現状、伊藤は知名度こそあるものの、ファン層が計算しづらくオファーを控えられているのではないでしょうか」(前出・広告代理店関係者)
そんな伊藤にとって、待望のCM起用がスマホゲーム『魔剣伝説』のイメージキャラクターだ。
ただし、ネット上ではゲームの評判も相まり「CMがチープすぎるw」「課金クソゲー」「仕事選べよ…」など辛辣なコメントが並ぶ。
「中国では人気のゲーム『魔剣伝説』ですが、目のこえた日本のゲームユーザーからすると耐えられないクオリティだったようです。また、伊藤が出演していたCMはテレビでは放映されず、WEBのみ。YouTube上で強制的に再生される仕様だったことも相まり、批判を集めたと分析しています」(CMディレクター)
「クソゲー」認定されてしまった本CMになぜ、伊藤は出演したのだろうか。
「中国のゲーム企業はギャランティが高額ですからね。以前、めちゃくちゃなCMとして話題だった『ハズキルーペ』のCMに渡辺謙が出演した際は、相場の3倍の額が動いたとされています」(前出・CMディレクター)
とはいえ名作に多数出演し、シリアスからコメディまで幅広く演じられる伊藤英明の演技は一級品。引き続き役者稼業を頑張って、後ろ暗いイメージを完全に吹き飛ばしてほしいものだ。
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