ファン感涙!乃木坂46・北野日奈子が卒コンの選曲に込めた“メンバー愛”とは?
#北野日奈子 #乃木坂46
3月24日、乃木坂46・北野日奈子の卒業コンサートが有観客&配信の形で行われた。
「今回の卒業コンサートは、アンダーライブ(以下、アンダラ)3daysの前日であり同じ会場ということで、その一環のような形で行われました。北野は最後に参加した28thシングルで選抜だったのにも関わらず、アンダラを卒業の場として選んだのは、北野自身こそが乃木坂46においてアンダラの存在感を大きくした功労者だからでしょう。北野はフレッシュな3、4期生とカリスマ的な1期生の間に挟まれた2期生で、なかなか選抜に定着できず、選抜とアンダーを行ったり来たりしていましたが、人気は確実に高かった。その人気の理由は屈託のない笑顔と、思慮深い性格。その魅力を今回の卒業コンサートでも存分に見せていました」(アイドル誌ライター)
今回の卒業コンサートで特に話題となったのは、選曲だと言う。
「アンダー楽曲を中心に披露したのですが、そのほとんどが、2期生がセンターに立った曲でした。北野が2期生のことを大好きで尊敬していることがよくわかります。また、ファンの多くが感動したのは『バレッタ』を披露したこと。『バレッタ』は堀未央奈が加入間もない頃に突然センターに抜擢された曲ですが、2期生が表題曲のセンターを務めた曲は『バレッタ』のみ。多くの表題曲はセンターが卒業しても、後輩がセンターに立って披露されますが、『バレッタ』は堀のイメージが強すぎて、堀の卒業以降は披露される機会がありませんでした。北野は、この曲は唯一2期生がセンターだった曲のため、自分がこのコンサートでセンターに立って披露することで、この先も、後輩がセンターに立ってライブで継承してほしいという願いを込めて『バレッタ』を選曲したそうです。このエピソードに、ネット上では思わず涙したというファンのコメントが多く上がっています」(前出・アイドル誌ライター)
さらに、『バレッタ』以上に話題を呼んだ選曲があると、別のアイドル誌ライターが語る。
「『Route246』です。この曲は、小室哲哉と秋元康がタッグを組んだ話題作ですが、配信限定シングルで、かつ従来の乃木坂46とは異なる雰囲気の歌詞や曲調、露出度の高い衣装ということで、賛否両論がわかれた曲でもあった。そのため、ライブなどで披露されることはこれまでほぼなかったんです。でも、北野がこの曲を披露したのは、同曲のセンターの齋藤飛鳥に対する想いからだったのではないかと推測するファンが多いようです。齋藤と北野は“親子丼”というコンビ名(飛鳥の“鳥”と、日奈子の“ひな”より)で親しまれ、2期生の加入当初から強い絆を持っています。今回、齋藤がセンターを務めた『Route246』を披露することで、ライブには参加していない齋藤への感謝の想いを届けたのではないでしょうか」
今回の卒業コンサートは通常のライブ同様、アンコール終了後に終演し、退場を促すアナウンスが流れた。しかし、観客からの拍手が鳴りやまず、アナウンスが中断され、北野が再び舞台に1人で立つ、異例のWアンコールへ。
グループやメンバーを愛し、ファンから愛された北野のこれからの活躍を祈りたい。
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