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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 橋下徹語るウクライナ侵攻「ヤクザ的政治」

橋下徹語るウクライナ侵攻の「ヤクザ的政治」と「核シェア論」の是非

高齢者に5000円給付案、約1300億円にプラス事務経費で700億円

 さて、突然でてきた高齢者に5000円配るという話、あまりの金額の低さに、「なめんなよ」と怒るどころか呆れ果てたが、この“愚策”を思いついたのは、茂木敏充幹事長だと文春が報じている。

 年金が目減りしているのを補うためだというが、高齢者に支給すると約1300億円だが、事務経費が700億円もかかるというのだ。あほか!

 岸田文雄首相に出した申入書には5000円などの数字はなく、中身も党内手続きを経たものではなかった。

 高市早苗政調会長は政調をすっ飛ばしたことに不満を持っているというが、そんなことはどうでもいい。

 なぜ茂木は突然、こんなことを思いついたのか?

 それは公明党への配慮からだというのだ。

 そう呆れ果てて語るのは自民党関係者。背景には、茂木氏の幹事長就任後、公明党の重点選挙区で自民党が公明党候補を推薦する代わりに、一人区で立った自民党候補に公明党が推薦を出す“相互推薦”が、暗礁に乗り上げていたことがあるそうだ。

「最終的に自民党大会前の三月十一日、合意に漕ぎつけた。『五千円年金』は、茂木氏が溝を埋めるべく、公明党が喜びそうな政策を先取りした“お詫び手土産”なのです」

 小銭をばらまけば、年寄りが喜ぶとでも思っているのか。バカにするな! 参院選で自民党が議席を減らせば、茂木はすぐに首だな。

 またポストのMEGA地震予測だが、3月16日の大地震を経験した身では、思わず読んでしまう。

 村井俊治名誉教授は、この地震を7時間前に警告していたという。よく読んでみれば、3月16日の午後4時に、「4月20日頃までに東北地方の太平洋側で、M6・5+-0・5の地震が起きる」という内容だ。

 地震予測は天気予報より難しいのだから、これぐらいの誤差は許容範囲なのだろう。

 最新予測では、やはり東北が要注意。「異常変動が奥羽山脈周辺に集中している。水平方向の動きでは反時計回りの動きが見られ、新たな歪みが溜まっている」そうだ。次は北信越。「4月12日頃までに北陸で大地震が起きるとピンポイント予測で警戒」しているそうである。

 新潟県南部、富山県、石川県、岐阜県北部などが要注意だそうだ。当たらないでほしいが、警戒だけは怠らないようにしたい。

 ところで、アカデミー賞が発表された。

 作品賞は無理だと思っていた濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』は、予想通り国際長編映画賞。

 主演男優賞は『ドリームプラン』のウィル・スミス、主演女優賞は『タミー・フェイの瞳』のジェシカ・チャステイン。

 途中、司会の男がスミスの妻を侮辱し、怒ったスミスが壇上に上がり、平手打ちを食わせるハプニングがあったが、これは殴られて当然だろう。

 会場では、「WE ASK YOU TO SUPPORT UKRAINE IN ANY WAY YOU ARE ABLE」と映し出され、ウクライナ支援を呼びかけた。

 予想外だったのは作品賞だった。フランス映画『エール!』をリメイクしたという『コーダ あいのうた』が受賞した。ノミネートされた作品賞、助演男優賞、脚色賞の3部門すべての受賞を果たした。

 私はまだ見ていないが、ろう者の物語で、男性のろう者の俳優で初めてオスカー候補になったトロイ・コッツァーが助演男優賞を受賞した。

 これはNetflixではないが、アップルTVの作品だそうで、動画配給サービスがついに頂点になった記念碑的作品になった。

『キャバレー』で主演女優賞をとったライザ・ミネリが車椅子で登場したり、アンソニー・ホプキンスがちょっと老けたがかっこいい姿を見せたり、やっぱりアカデミー賞はショートしてもおもしろい。

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