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SixTONESにせり負けている? CM出演でSnow Manが“反撃”の狼煙、大物俳優押しのけ起用

SixTONESにせり負けている? CM出演でSnow Manが反撃の狼煙、大物俳優押しのけ起用の画像1
Snow Man

 同じ2020年1月と動機デビューでなにかと比べがちなジャニーズグループのSixTONESとSnow Man。お互いJr.時代から切磋琢磨し、同時デビューで大盛りあがりした一方、いまだにファンの間ではいざこざもしている。CM業界的に言えば若干、SixTONESのほうが出演が多いようにも見えるが、Snow Man側にも好材料が見えてきた。

 それが2022年3月から放映中のアサヒグループ食品の「MINTIA」だ。本CMのために制作された楽曲「REFRESH」に合わせ、メンバーがMINTIAの爽快感を表現したダンスを披露している。

「これまでMINTIAは綾野剛、ムロツヨシ、松岡茉優、千葉雄大らを起用し、会話劇の手法でCMコミュニケーションをおこなってきましたが、この春に一新。Snow Manがイメージキャラクターとして商品サイトのトップにも掲出され、推されています。今回はリーダーである岩本照が初めてTVCM用のダンスの振り付けをおこなうなど、彼らのミュージックビデオと見紛う出来となっています」(CMディレクター)

「MINTIA」のCMはSnow Manにとっても、広告クリエイターにとっても大きなインパクトを与えたようだ。

「SixTONESは俳優としても名前が売れていた京本大我や森本慎太郎が所属していた影響で、演技力が必要とされるモンストやヤクルトなど大手企業のCMなどに起用されている。CMにおいてSnow Manは一歩出遅れていたイメージでしたが、これまで大物俳優が出演してきたMINTIAで彼らを押しのけて起用されたことは、広告業界にもインパクトがありました。本CM出演を境に彼らの起用が一気に増える可能性も十分考えられます」(前出・CMディレクター)

 Snow Manにはさらなる追い風も。メンバーのラウール、渡辺翔太が「2022年 モス年間イメージキャラクター」に抜擢され、放送中の新CMにも登場している。

 CMでは2人がアドリブでじゃれ合ったシーンが実際に使われ、渡辺は「今見ても本当にかわいい」とナルシストぶりを発揮した。年齢はラウールが18歳、渡辺が29歳と大きく離れてはいるが、ファンの間ではお馴染みの、年齢差を感じさせない“なべラウ”コンビらしい微笑ましいやりとりに熱視線が注がれている。

「SixTONESのほうではジェシーと森本慎太郎の“末ズ”コンビがイメージキャラクターとなったCMが昨年公開されていましたが、Snow Manにとってはメンバー内のコンビでのCM年間イメージキャラクター就任は初。ファストフードのCMに起用される2人組といえば、かつての『タッキー&翼』(ケンタッキー)以来。現在、事務所副社長をつとめる滝沢秀明氏を彷彿とさせ、さらなる飛躍を感じさせます」(広告代理店関係者)

 CM起用ではSixTONESの後塵を拝してきたともいえるが、CD売上ではSnow Manのほうが好調で最新シングルの販売数は80万枚を超えるなど。ジャニーズグループ随一の売上を誇るパフォーマンス集団となった。2022年、怒涛の勢いをみせそうだ。

 

【訂正】初出記事にてメンバー内のコンビでのCMは初としておりましたが、本CMは昨年に続き2度目の出演となります。

加藤マサキヨ(CMディレクター)

1988年生まれ。広告、IT業界に精通。週末はアイドル鑑賞で目を労り、サウナで汗を流す。

かとうまさきよ

最終更新:2022/03/29 10:29
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