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乃木坂46の5期生、中西アルノと岡本姫奈の活動自粛と先輩メンバーたちの“背中”

乃木坂46の5期生、中西アルノと岡本姫奈の活動自粛と先輩メンバーたちの背中の画像1
中西アルノ(乃木坂46公式YouTubeチャンネルより)

 3月13日、20日の『乃木坂工事中』(テレビ東京系)では、今年2月に加入が発表された乃木坂46の5期生が同番組に初登場。先輩メンバーによって5期生が紹介され、新メンバーたちのフレッシュな魅力にファンも骨抜きになったようだ。

 一方で、その5期生は新シングルのセンターを務めるはずだった中西アルノのほか、3月から活動を予定していた岡本姫奈も正式なお披露目前に問題が発覚し、活動自粛の事態に。グループに不穏な影を落としている。

 乃木坂46は初期メンバーが次々と卒業しており、世代交代の真っただ中。3、4期生への世代交代は比較的順調に見えたが、5期生の加入によって楽観的ではいられなくなっていると、芸能ライターは次のように語る。

「乃木坂46は1期生のカリスマ性がとても高かった。白石麻衣や生駒里奈、橋本奈々未など圧倒的オーラを放つメンバーがファンを増やしてきて、それは後輩がどんどん入ってきてからも同様でした。彼女たち1期生が、“AKB48のライバル”から“日本のトップアイドル”への坂道を登り詰める道筋をつくったと言っても過言ではありません。その背景には、圧倒的な努力に加えて、ほぼノースキャンダルというクリーンなイメージもあったはず。一方、後輩メンバーたちは1期生の背中を見て、“先輩の作り上げてきたものを私たちが壊すわけにはいかない”というプレッシャーの中、乃木坂46をさらに強くしていっているように見えました。しかし、1期生が次々に卒業し、ついに長年エースを務めた白石も卒業。乃木坂46を初期から最前線で引っ張ってきたメンバーの多くがいなくなってしまったのです。白石の卒業以降、乃木坂46の中心は齋藤飛鳥をはじめとする次世代メンバーに変わっています」

 しかし、これが裏目に出たのが5期生オーディションだったという。アイドル誌ライターが言う。

「かつての乃木坂46といえば、もともと自信がなくて引っ込み思案な子が加入してくる傾向にありましたが、5期生は違う。すでにルックスが完成されていて堂々とした子が入ってくるのはグループにとってもプラスでしょうが、加入早々にスキャンダルを起こしてしまうタイプまで加入してきています。先日、加入が正式発表される前に〝最速自粛”となった岡本は、加入後にも禁止とされている活動内容をSNSで流出させたことが規約違反と見なされたとされています」

 世代的にも、SNS全盛期の今、Tiktokなどでアイドルさながらの活動が気軽にできてしまうため、“トップアイドル”という看板も、昔と比べたら重いものと捉えられなくなってしまったのかもしれない。

「岡本はかねてよりSNSで活動しており、目立つことには慣れていたのでしょう。しかし、運営はこうした子をオーディションで合格させた以上、指導、監督責任がある。問題を起こした新メンバーを責めるよりも、運営側が時代の流れに合わせて、オーディションで重視する点を変えていく方が建設的ではないでしょうか」(アイドル誌ライター)

 11年目の新たなスタートを切った乃木坂46。齋藤飛鳥、秋元真夏、梅澤美波など、後輩に“背中”を示せる現役メンバーは多いが、体制を見直す必要もありそうだ。

久田萬美(アイドルライター)

1990年生まれ。大学卒業後、某週刊誌のカメラマンを経てフリーライターに。2ちゃんねるネイティブ育ちで根っからのゴシップ好き。

ひさだまんみ

最終更新:2023/06/22 00:24
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