VTuber白上フブキの配信で揶揄されるスパチャ三店方式ってなんだ?
#VTuber
YouTuberの大きな収益源のスパチャ。スーパーチャットと呼ばれるこの機能はいわゆる投げ銭のことで、先日行われた加藤純一の結婚披露宴配信では2億円超えのスパチャで話題となった。
このスパチャを巡って、今問題視されている「スパチャ三店方式」をご存じだろうか?
180万人以上の登録者数を持つVTuber白上フブキ
「三店方式」と聞くと、パチンコを思い浮かべるだろう。これはパチンコ店・景品交換所・景品問屋の3つの業者、およびパチンコ遊技者が特殊景品を経由することで、違法性を問われない形でパチンコ玉の現金化が行われることを指す(Wikipediaより)。
今問題となっているのは、VTuber白上フブキの雑談配信のことだ。VTuber事務所のホロライブプロダクションに所属する女性VTuberの白上フブキは、チャンネル登録者数180万人以上を持つ人気者。多彩なジャンルのゲーム配信を積極的に行っており、そのアーカイブが10万回再生を超えるのも珍しくない。
公式ページでは、「白髪ケモミミの女子高生。恥ずかしがり屋であり、おとなしめな性格だけれど、実は人と話すのが好きで、構ってもらえると喜ぶ」とプロフィールが紹介されている。
この白上フブキが配信でプレイしているゲームに『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』がある。本作は2019年3月に発売された高難度アクションアドベンチャーゲームで、フロム・ソフトウェアの代表作の1つ。高難度がゆえ、プレイテクニックを試されるが、配信でのコメントが盛り上がるゲームでもある。
フロム・ソフトウェアのタイトルは、スパチャでの収益化が禁じられている。同社のガイドラインによると、「投げ銭やスーパーチャットなど、視聴者から直接金銭の授受を行う機能を利用した収益化や、メンバーシップなど有料会員登録者限定の動画投稿に使用することは原則として禁止させていただきます」と明記されている。
しかし、スパチャはVTuberにとっても大きな収益源。だが、ガイドラインは守る必要がある。この状況下において出てきたのが、「スパチャ三店方式」だ。
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