橋下徹、府知事時代の負の遺産――維新大阪カジノをめぐる“三つの嘘”
#週刊誌スクープ大賞
公が率先して依存症患者を増やすーー維新大阪カジノの嘘
次は文春の「維新『大阪カジノ』に三つの嘘」というお話。
カジノ誘致というのは、もはや過去のものになったと思っていたら、文春を読んで、大阪はまだ諦めていなかったと知った。よせばいいのに。
文春によれば、橋本徹が府知事時代に執念を燃やしていたらしく、それを引き継いだ吉村洋文知事がご執心だそうである。
初期投資は1兆8000億円だが、維新は府議会で過半を占め、市議会では公明党が賛成に回ると見られているから、「同意が確実視」(政治部デスク)されているようだ。
IR(カジノを含む統合型リゾート)事業者には米MGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスを中心に、関西地元企業も株主に加わる「大阪IR株式会社」が約5300億円を出資し、残りを三菱UFJ銀行、三井住友銀行などの銀行団が融資するそうだ。
昨年7月、吉村知事は、IRは民営事業だから、公はカネを出さないと会見でいい放ったそうだ。松井市長も公金は投入しないと明言していた。だが、どうやらそれはウソだと文春は報じている。
昨年1月、大阪市の調査で、建設予定地から基準値を超えるヒ素やフッ素が検出され、所有者である大阪市は、土壌汚染対策や液状化の費用、790億円を全額負担することを決定してしまったというのだ。
また、「この程度の額では済まない」と、阪南大学の桜田照雄教授が指摘している。予定されている人工島・夢洲(ゆめしま)は、商業施設が建設されることを想定していなかったため、建設残土や浚渫土砂などが大量に埋められているというのだ。
さらなるウソは、IRが動き出すと納付金や入場料の中の一定の割合が府と市に入ってくる(年間530億円)し、関西圏に年間1兆1400億円の経済波及効果があるといっていること。
文春は、IRの成功例として知られる「マリーナベイ・サンズ」でも、コロナ前の入場者は年間4500万人(東京ディズニーランドは1800万人)で売り上げは3000億強なのに、大阪の整備計画によれば、来場者が半分なのに、なぜか売り上げは倍の5200億円としている。これもおかしいではないかといっている。
さらに、松井が知事時代に「カジノが収益の中心だとはいえない」、吉村知事も「カジノだけではなく、様々なエンターテインメントなど世界中から人、モノ、投資を呼び込む経済波及効果が見込まれる」といっているが、整備計画には売り上げの8割をカジノが占めると明記されているという。
先の桜田教授もいっているように、インバウンドが見込めないから、日本人がターゲットになるはずだ。「納付額から逆算すると、年間七兆円の賭博が行われる。日本人だけで賄うと仮定すると来場客一人あたり六十万円強が使われる計算です」(桜田教授)。それでなくても日本はギャンブル王国である。依存症も増えているのに、公が率先して依存症患者を増やすために、カジノをつくるというのは、私には全く納得がいかない。
福原愛、不倫騒動の最新情報
今週の第1位は、文春がずっとフォローし続けている福原愛の最近の動静についての記事。
文春の凄いところは、これと目を付けたら、とことん追いかけることだ。
福原愛も、やれやれ悪いヤツに尻尾を掴まれたと、嘆いていることだろう。
福原は、台湾の卓球選手、江宏傑と結婚していたが、不仲になり、昨年1月には日本へ帰って来ていた。その後、離婚は成立。
だが、その間に、年下の商社マンと「不倫」しているところを女性セブンが「里帰り不倫」だと報じたのである。
そのとき、福原が彼に、「付き合っている人はいないの?」と尋ねると、彼は、「僕には彼女はいないよ」と答えたという。
だが文春は、彼が既婚者であることを報じた。
そこで福原の友人がこう証言していた。
「Aさん(福原の彼氏=筆者注)も学生時代から交際していた女性と結婚していましたが、あの頃は別居中で夫婦関係は破綻していたとか。お互いに“離婚へ向かっていた”という共通点もあり、あくまで友人として関係が深くなっていきました。ただ、(交際が)“疑惑”と報じられたため、2人で会うのは難しい空気に。連絡も一時断っていたそうです」
しかし、これは嘘だと、Aの元妻B子がこういう。
「まるで私と彼の離婚が成立してから、福原さんと彼が交際を始めたかのような記事でした。でも〈あの頃は別居中で夫婦関係は破綻していた〉のも、2人が〈連絡を絶っていた〉のも、真っ赤な嘘。それだけではありません――」
不倫報道で奈落の底に突き落とされたB子だったが、それから3カ月ほどたった頃、Aから、
「福原さんとは連絡を取っていないし、今後も取らない。だからやり直そう」
といわれ、B子は彼の言葉をもう一度だけ信じることにしたという。
だが、その2か月後、B子は自宅で手紙を発見したというのだ。
「それは、〈今日も一日お疲れさま〉という言葉で始まるラブレターだった。(中略)〈色々な人が離れたり、興味本位で近づいてくる中で、Aはいつも変わらずに、フラットに接してくれました。(略)この間も話したけど、Aがいなかったら、絶対ここまで辿りつけなかったと思う。いつも甘えてばかりでごめんね〉」
いつも甘えてばかりでごめんねというのは、吉永小百合が主演した映画『愛と死を見つめて』の中で、浜田光夫が演じる大学生の恋人マコに、難病で死んでいくミコがいう言葉だ。この言葉を思い出すだけで泣けてくる。
手紙の後半は、自身の離婚について綴っていた。
〈これから私の離婚が発表になったりまた少し、騒がしくなるのかな…と心配だけど、しっかり前を向いて進もうと思います。7月が色々な意味で大変体力を削り取られることばかりだと思うけど、お互い頑張ろうね!!(略)また会える日を楽しみにしています〉
妻を騙し、福原を騙した“彼氏”の行状
最後は、こんな言葉で締めくくられているという。
〈Aの笑った顔が大好きな愛より〉
B子は、沖縄からマンゴーを福原宛に送った送り状を発見する。名前は福原ではなかった。
不審に思った彼女が、書かれていた携帯番号に電話する。電話に出たのは福原で、要領を得ないことを繰り返したそうだ。
B子は、
「うちの夫とはどのような関係ですか?」
福原「仕事の関係で相談していただけですから」
「手紙に〈Aの笑った顔が大好きな愛より〉って書いてありました」
福原「ちょっと私って友達と距離が近くて、大好きと書いたかもしれない」
これを機に、B子はAと別居する。
離婚が成立したのは、約3か月後の昨年11月初旬だった。
ほどなくしてAは、福原の3億円豪邸で同棲生活をはじめ、昨年末に大手商社を退社したという。
その後、12月に文春が「福原愛“不倫男”と3億円豪邸で同棲していた」と報じる。
それを読んだB子は、記事は間違っていると文春に訴えたというのである。彼女は福原に、
「私は『夫婦間の問題まで事実ではないことが報じられているので(取材に応じるなどして)記事を訂正したい』と伝えました。すると、『それはやめて欲しい。記事が出ると、報道が過熱し、結果的に巻き込むことにもなる』と。最後は福原さん側から迷惑料という形で、当事者間で収めることを提案されました」
その後、今度は福原から電話がかかり、100万円という迷惑料の提示があったという。
それに対してB子は、個人間のやり取りは無意味だと判断し、今後は、代理人を通して連絡するといい、「私からはわざと五千万円と無理な金額を伝えた」というのだ。
だが、福原は自宅管内の警察署に電話を入れて、「お金を強請られている」といったそうだ。
そして、弁護士をともなって、被害相談に行ったという。福原はB子との電話の会話を録音していたという。ここまでくると、双方意地のぶつけ合いという形である。
だが会った刑事は、録音を聞いたが問題はないといったそうである。
文春が福原のマネジメント事務所に事実関係の確認を求めたところ、弁護士名で以下のように回答してきたという。
「貴社の取材元であるB子氏(回答は実名)は、貴社に情報を提供する前である昨年から依頼者(福原)に対し繰り返し架電し、週刊文春にリークされたくなければ、5000万円を支払えなどと法外な要求を行いました。B子氏が、恐喝の手段として、貴社を利用していることは明らかである」
一方、B子の代理人弁護士はこう語っている。
「B子さんは事実を訂正して頂くことを強く希望しておりました。B子さんは『週刊誌に売るぞ』と恐喝していませんし、事実の訂正を求めることは犯罪ではありません。福原さん側の主張は事実無根であり、B子さんの名誉を棄損しています」
慰謝料を請求することも検討しているようだ。
ここまで拗れたのは、Aの優柔不断な態度にその原因があるだろう。妻をだまし、福原をだまし、恋愛感情ではなく、損得勘定で、妻を捨て、福原に乗り替えた。そういわれても致し方ないところがある。
Aが出て行って、元妻に詫び、慰謝料を払う。そうしなければ、この泥沼状態がまだまだ続くことになると思う。(文中敬称略)
【巻末付録】
まずは現代から。
「女性器はこうして嘘をつく-あなたはどれほど気づいていますか?」。この中の「名器が気持ちいいとは限らない」というのに同感だな。ペニスって鈍感だから、そんなことはわからないというのも頷ける。
「桃月なしこ そんなに見ちゃダメ♡ 今いちばん透き通った美少女」。透き通ったという表現がいいね!
「桜ヒップの5人娘 春のSEXY祭り!」
袋とじは「小田飛鳥 背徳の海に沈みなさい-発禁寸前の極エロス」。何だかいやらしさがあふれている。今時珍しい子だね。
お次はポスト。
袋とじは「渋谷区の有名私大に通う映画好きの現役大学生 宍戸里帆 20 ヘアヌード撮り下ろし」
「橋本萌花 ひだまりの詩」。ウーバーイーツ配達員だそうだ。なかなか愛くるしい女性だ。
「なをん 春からなつの間」。さすがにいい子を連れてくるね、西田幸樹は。
というわけで、いつもながら、なをんがいいから、ポストの勝ち!
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