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ジャパネットたかた「BS Japanext」ジャニーズ、LDH、ナベプロ揃える本気っぷり

ジャパネットたかた「BS Japanext」ジャニーズ、LDH、ナベプロなど大手事務所のタレント揃える本気っぷりの画像1
「BS Japanext」Twitter(@BSJapanext_263)より

 この3月に新しいBSチャンネルが3つ開局する。吉本興業グループの『BSよしもと』、松竹グループと東急グループによる『BS松竹東急』、そして、ジャパネットたかたが運営する『BS Japanext』だ。

※地上波よりBSの時代到来?

「『BSよしもと』は主に吉本芸人が多数登場するチャンネルで、バラエティー番組やネタ番組はもちろん、“地方創生”をテーマに地方の情報を発信する番組を放送します。『BS松竹東急』は、映画や演劇中継、オリジナルドラマを中心とした局。そして、『BS Japanext』はエンタメ、スポーツ、情報番組など、幅広いジャンルの番組が放送される予定です」(テレビ局関係者)

 この3つの新BSチャンネルの中で、“意外と豪華”だと話題なのが、BS Japanextだ。中でも、平時夜10時からの30分の放送枠の番組は、キャスティングにかなり気合いが入っている。月曜日はEXILE MAKIDAIの『KURUNE -next music live-』、火曜日はアンガールズの『オンエア決めろ!ー笑武ー』、水曜日は人気声優の浪川大輔と岡本信彦の『浪川&岡本 ボイコミ ラボ(仮)』、木曜日はハロー!プロジェクトの新グループ・OCHA NORMAの『OCHA NORMAのお茶の間さまの言うとおり』、金曜日はジャニーズ事務所の中山優馬とジャニーズJr.の『中山優馬×ジャニーズJr.@YUMA HOUSE』というラインナップ。大手芸能事務所の人気タレントが多数出演するのだ。

「地上波のゴールデンタイムとまではいかないにしても、BSチャンネルとしてはかなり豪華なキャスティング。LDH、ジャニーズ、ハロプロ、ナベプロと、多様な芸能事務所から集まっているというのも、なかなかのものです。BS Japanextの本気を感じます」(同)

 その他にも、BS Japanextでは『バービーのHappy ♪ Pampee ♪ TV ♪~みんなでアゲてこ↑土曜よる~』、『西川貴教のバーチャル知事』、『高橋みなみのそこそこさんぽ』、『国分太一の新番組(仮)』、『蛍原徹の真剣ゴルフ部!ホトオープン』などと、一流タレントの冠番組が勢揃い。さらに、テレビ朝日系で放送されていた『パネルクイズ アタック25』も『パネルクイズ アタック25 NEXT』として復活する。

「国分太一はジャパネットたかたの一社提供だった『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系)に出演していた関係もあってのキャスティングでしょうね。それにしても、本当に豪華。『アタック25』を引っ張ってくるあたりも抜け目がありません」(同)

 このような豪華な番組を揃えたことで、新しいBSチャンネル3局の中では、BS Japanextが頭一つ抜け出そうだとも言われている。

「BSよしもとは、吉本芸人ばかりということもあり、間違いなくお笑い好き向けのチャンネルになります。しかも、地上波で活躍している芸人はそこまで出せないだろうから、よりコアなファン向けのチャンネルになりやすい。BS松竹東急は映画やドラマが中心ですが、地上は比べるとやはり作品もキャスティングも渋めになってしまう。

一方、BS Japanextは知名度の高いタレントも多く出演していて、老若男女にアピールしやすいラインナップになっている。当初は『ジャパネットたかたのチャンネルってどうなのよ?』と不安視されていましたが、意外と勝ち組になるかもしれません」(同)

 BS Japanextは無料で視聴が可能。そうなると、気になるのがどうやって収益を上げるかだ。

「番組と連動するアプリを通じて、視聴者がジャパネットたかたで買い物できるシステムを導入するようです。そこで収益を上げるとのことですが、キャストも豪華なぶん、番組制作費も高そう。だから、ちゃんと収益化できないと、結構厳しいとは思いますよ。せっかくおもしろそうな番組を作るんだから、ぜひともいい結果を出してほしいところです」(同)

 BS Japanextのチャレンジは、果たして成功するのだろうか。3月27日の開局に注目が集まる。

田井じゅん(エンタメウォッチャー)

1985年生まれ。神奈川県出身。専門学校在学中より、ミニコミ誌やフリーペーパーなどでライター活動を開始。一般企業への就職を経て、週刊誌の芸能記者に転身。アイドル業界や音楽業界を中心に、その裏側を取材中。

たいじゅん

最終更新:2022/03/19 18:00
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