「還暦で…」「肝臓の値が…」妙に人間じみてきたデーモン閣下の“設定”が揺らいだ瞬間
#聖飢魔II #デーモン閣下
年齢を公表しない芸能人はめずらしくないが、特殊なスタンスで活動しているのがミュージシャン、タレントのデーモン閣下だ。
閣下は聖飢魔IIのデビュー以来、年齢を「10万○○才」と自称して活動を続けており、プロフィールの生年月日も『魔暦紀元前(B.D.)100036(基督教暦B.C.98038)年11月10日発生』といった具合。ところが先日行われたイベントで、「仮の人間の姿としては、まもなく還暦」であると告白。さらに「ステイホームで酒量が増えて肝臓の値が…」「バランスの良い食事を…」「顔がむくんで…」などなど、“悪魔”らしからぬコメントを連発した。
「つい先日までお昼のワイドショーのコメンテーターを務めるなど、お茶の間の顔としてすっかり定着したデーモン閣下は、頑なに“設定”を守ることでも有名。例えば父親の話であれば『世を忍ぶ仮の父親』と言いますし、自身の風貌についても、間違っても『メイク』とは言いません。聖飢魔IIはコンサートのことを『ミサ』と呼びますが、熱心なファンが集うミサでも設定を崩すことはありませんし、閣下だけでなくメンバー全員にもそのスタンスは徹底されています。
ただ、閣下が早稲田大学卒なのは有名ですし、最近では全国屈指のスポーツ名門校である桐蔭学園(神奈川県)で講演会を行っており、同校OBであることもカミングアウト。悪魔のくせに人間らしいエピソードを披露するギャップが面白みですが、実年齢の話題は限りなくタブーで、あからさまに年齢の話をするのはめずらしいですね……」(音楽ライター)
聖飢魔IIは1999年に解散。閣下は相撲評論家としてテレビ出演する機会も多く、すっかり“相撲の人”というイメージだが、初めて年齢を公の場で明かされたのも相撲の仕事でのことだった。
「芸能界デビュー以来、相撲好きを公言してきたデーモン閣下ですが、NHKの相撲中継の解説に初めて呼ばれたのは2006年のこと。『紅白に出た時より嬉しい』という閣下は、アナウンサーや元力士の解説者も唸るような相撲の知識を披露しましたが、『そもそもなぜ相撲が好きになったのか?』という話題になった時、アナウンサーが『閣下は昭和37年生まれで…』と話してしまったんです。
憧れていた相撲中継の仕事だったからか、閣下はやんわりと『公表はしていないが…』と否定しましたが、アナウンサーがそれを無視するかのように『昭和37年生まれということで…』と繰り返したため、閣下は『2度も言いやがって!』とツッコみ、年齢がバレてしまったんです」(芸能記者)
悪魔も、NHKのベテランアナの強引な“がぶり寄り”の前には、なす術がなかったということか。近い将来、赤いちゃんちゃんこを着た閣下の姿が拝めるかも?
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事