KinKi KidsにCM業界から熱視線。秘密は圧倒的なコスパの良さ?
#KinKi Kids
キリンビールは3月3日、ビール「一番搾り」のブランディングCMの第二弾「ビール、飲みませんか KinKi Kids」篇のオンエアを始めた。60秒と120秒、さらに4分を超える長尺版、メイキングなどを合わせて再生回数は100万回以上だ。
KinKi KidsはこのCMを始めとして、再ブレイクのきざしが見せている。
結成25年を迎える彼らにとって「一番搾り」のCMでは、“初のサシ飲み”を楽しんでいる様子を見てとれる。剛が光一に初めて会ったときに「暗そうで無口だった」と語り、光一は剛に「もうひとりの堂本なんて『はぁ?』って感じだった」と語るなど、今回限りの“本音トーク”が堪能できる内容だ。
「一部ではプライベートでの不仲が噂され、それでなくともそれぞれのソロ活動などがメインとなっていてつかず離れずの関係が印象的なKinKi Kidsが“サシ飲み”という企画に呼ばれたのは、企画の妙。素のふたりを引き出すために、あえて脚本を用意せず、マルチアングルのカメラで一秒たりとも表情を逃すまいと撮影した、守本亨監督の演出もアッパレでしょう」(広告業界関係者)
なお、「一番搾り」のブランディングCMの第一弾は、松坂大輔と斎藤佑樹の対談がおこなわれており、再生回数が200万回を超えるなど話題を呼んでいる。本当は、斎藤と楽天・田中将大との対談をオファーして断られたんじゃないかと思ってもしまうが(笑)。
さて、「一番搾り」以外にも、KinKi Kidsは印象的なCMに出演中。代表的なものが「デュオ本兄弟」に扮して出演中のクレンジング化粧品「デュオ」の一連のCMだろう。本CMには「デュオ本兄弟」として。シュールな曲を歌唱するふたりとともに「King & Prince」の岸優太も出演中だ。
「意外と出稿量の多いこのCMは、当初は商品自体の認知度こそ低かったものの、その世界観とともに知名度を上げ、売上を伸ばし続けています。当初はKinKi Kidsのふたりだけの出演だったもののキンプリのメンバーが出演してからは『DJ篇』などさまざまな楽曲の展開を見せ、CM自体のファンも増やしています」(広告ディレクター)
このように、新進企業からナショナルメーカーまで幅広く顔を出すKinKi Kids。なぜ今、CM業界から熱視線を注がれているのだろうか?
「他ジャニーズタレントと比較すると、圧倒的にコスパが良いからでしょう。KinKi Kidsのギャラはふたりで4000万円程度。これは全世代に知名度があるタレントとしては異例の値段設定なんです。例えば嵐のメンバー・相葉雅紀だと6000万円以上。King & Princeでも4,000万円とされている中で、そのお得感はクライアントからは魅力的に映るのでしょう」(前出・広告業界関係者)
SMAP、嵐とこれまでジャニーズ事務所のトップランナーを走り続けてきたグループが抜けた今、KinKi Kidsが支持を集めるのも自然といえるのだろう。
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