核バッグが開かれ、ボタンが押された“事件”があったーーウクライナ情勢に解決は見えるのか
#週刊誌スクープ大賞
映画監督が犯した数々の蛮行
榊英雄(51)という監督は、俳優業もやり、わき役だが、NHKの大河ドラマにも出演していたという。
監督としても、『誘拐ラプソディー』や『ハザードランプ』という映画を撮り、3月25日からは、『蜜月』が公開予定だったそうである。その彼が多くの女性を毒牙にかけていたというのだ。
まずA子のケース。榊のワークショップに参加していたそうだ。
「ワークショップが終わった後、連絡が来て『もう一回会いたい。飲みに行こう』と誘われました」
指定されたのは、渋谷・道玄坂の居酒屋だった。
「7時くらいから飲み始めた。食事中は変わった様子はありませんでした。私は当時、横浜方面に住んでいて終電が早かったので、2、3時間経ったころに、もう帰りましょうかと二人でお店を出たんです」
店を出てすぐに事件が起きたという。
「A子さんは榊に引っ張られ、暗がりに引き込まれた。
『マンションの駐車場でした。奥の方の、通行人からは死角になる場所まで連れ込まれた。なんとか逃げようと「やめてください!」と声を出したり、強く抵抗しました』
だが、榊氏はA子さんの耳元でこう凄んだ。
『騒いだら殺すぞ』
A子さんは当時の心境を明かす。
『あまりの恐怖で、その一言は今でも鮮明に覚えています。榊は体も大きいし、強面です。その場でパンツだけ引きずり下ろされ、無理やり犯されました。もちろん避妊などされません。時間にして5分くらいでした。ことが終わると榊は「じゃ、またね」とその場から去りました』」
これはまごうことなき強姦である。同じようなケースがB子、C子、D子にもあったというのだから、榊という男、常習者のようだ。
文春が取材を申し込むと、書面で回答があったという。
A子さんについては「肉体関係があったことはなく、ましてや『騒いだら殺すぞ』等と脅したこともありません」と否定した。
そのほかについては、合意だったとか、女性の方から近付いてきたといっている。
彼の妻は90年代に一世を風靡したシンガーソングライターの橘いずみ(現在は和)で、夫の作品の音楽を手掛けているという。
榊は、「不倫行為については、妻にも謝罪し、許してもらっております。(女優らに)性行為を強要した事実はありません」と答えている。
だが、日刊ゲンダイDIGITAL(3月11日付)でこう報じている。
「さる映画関係者はこう話す。
『榊監督のワルさは関係者の間では誰でも知っている有名な話でした。今まで表沙汰にならなかったことが不思議なくらいですよ。ワークショップで“師弟関係”となった女優の卵に手を出すんです。女優として有名になりたいがために、たくさんの女性が泣き寝入りしてきたはずです。今回の件は“氷山の一角”だという声もあります』」
当然だが、3月9日、映画「蜜月」の公開は中止と発表された。(文中敬称略)
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