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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 荒井優希が語る女子プロ“コスチュームの魅力”

SKE48でプロレスラー。荒井優希が語る、トリコロールな“コスチュームの魅力”はアイドル衣装とここが違う!

急にスタイルがよく見え始めたのは、紐の位置を変えたからなんです(笑)。

SKE48でプロレスラー。荒井優希が語る、トリコロールなコスチュームの魅力はアイドル衣装とここが違う!の画像5

ーー荒井さんにぜひお聞きしたいのが、コスチュームのことです。女子プロレスラーのみなさんはコスチュームをとても大切にされている印象ですが、アイドルの衣装も着る荒井さんにとって、プロレスのコスチュームにはどんな思いがありますか?

荒井 アイドルはいろんな衣装を着ることが多いし、先輩のものを継承することもありますけど、プロレスラーは「自分だけの1着」を大事に着ています。コスチュームの印象でファンの方たちに覚えてもらえるじゃないですか。私はトリコロールカラーが自分のイメージにピッタリなので、ずっと着ているんです。

 コスチュームでだいぶ雰囲気も変わると思うし、顔は見わけがつかなくても、コスチュームなら見わけがつきますよね。私も人の顔とかあんまり覚えられないタイプなんですけど(笑)、東京女子プロレスを初めて見たときに、コスチュームだけでその選手の個性がだいたいわかったんですよ。それってすごいことですよね。

ーーアイドルの衣装とプロレスのコスチュームの違いはどんなところにありますか?

荒井 たとえば、今着ているようなプリーツスカートなら、アイドルだとウエストから割れるパターンが多いんですけど、このコスチュームはプリーツがもっと下の位置にあるんです。リング上で飛んだりするとスカートがめくれることが普通にあるんですけど、そのときにプリーツがきれいに広がって見えるようになっています。あとは、スカートとパンツ(ペチコート)が一体化しているので、めっちゃ動きやすいです。パンツだけストンと落ちちゃうこともないので安心(笑)。コスチュームって、選手のためにすっごく考えて作られているんですよ。

ーー荒井さんのコスチュームはキラキラしていて、リングの上でも映えますよね。女子プロレスラーのみなさんは、コスチュームを自分でデザインされているのでしょうか?

SKE48でプロレスラー。荒井優希が語る、トリコロールなコスチュームの魅力はアイドル衣装とここが違う!の画像6

荒井 東京女子のみんなはこだわってデザインしているイメージですね。でも、私はちょっと違っていて、このコスチュームはSKE48の衣装さんが作ってくれました。8年くらいずっと一緒に仕事しているので、私に似合う形とか丈とか全部わかってくれていて。すごく愛を持って衣装を作ってくださっているので、お任せしてますね。

ーー荒井さんが今着ているコスチュームは、SKE48の衣装さんとの信頼関係で成り立っているんですね。

荒井 アイドルって、みんなでお揃いのものだったりするので、自分の着たい衣装を好きに着られるということはなかなかないんです。なので、イチから自分で好きに考えていいよって言われても難しくて。これも衣装さんが3パターンぐらい考えてくれたんですが、そこから1着を選ぶのも私にはできなくて、東京女子プロレスの先輩たちにも相談して、私らしいものを選んでもらいました。

ーーいろんな幻のパターンがあったんですね。

荒井 トップスがジャケットの形になっていたりとか、これみたいにオープンショルダーじゃないデザインだったり。スカートも、ピチっとしたタイトなタイプや、フレアがもっと広がるタイプだったり、いろんなパターンを提案してくださって。

ーー荒井さんが「こうしてほしい」みたいにオーダーすることはあるんですか?

荒井 これまでも、私の要望に合わせてちょこちょこ直してもらってるんですよ。たとえば細かいところですけど、このブーツカバーの紐はもともと後ろ側に付いていたんですけど、衣装さんに結びにくいって伝えたら、もう次の試合のときには結び目を前に付け替えてくれていて。

ーーなんというスピード感! 見えないところでも細かなアップデートがされているというのは驚きです。

荒井 ウエストの紐も、最初はもうちょっと上の位置にあったんですけど、「お腹が乗る!」って言ったら少し下につけ直してくれて。……これはずっと秘密だったんですけど、急に私のスタイルがちょっとよく見え始めたのは、ウエスト紐の位置を変えたからなんですよ(笑)。先輩たちにも「痩せた?」って聞かれるんですけど、実はコスチュームのおかげなんです。

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